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英メディア「物議を醸す意見」バルサ育ちのデウロフェウ「メッシも素晴らしいが、僕にとっての一番は…」

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バルセロナ時代のFWジェラール・デウロフェウ

 ウディネーゼのFWジェラール・デウロフェウは元バルセロナのロナウジーニョ氏が史上最高のプレーヤーであり、FWリオネル・メッシよりも優れていると主張した。イギリス『ギブ・ミー・スポーツ』が伝えている。

 デウロフェウはバルセロナの下部組織で育ち、トップチーム通算23試合に出場して2得点を記録した。その後、エバートンやミランなど複数クラブを渡り歩き、2018年からワトフォードに所属。昨年2月のプレミアリーグ第27節カーディフ戦でクラブとして同リーグ初、そして自身プロキャリア初のハットトリックを達成したが、今年2月に右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の大怪我を負った。現在まで公式戦の出場はなく、今月5日にウディネーゼへの期限付き移籍が発表されている。

 スペイン人の26歳はセリエA公式サイトのインタビューでバルセロナ時代を振り返り、ともにプレーしたメッシを「素晴らしい選手」と称賛。その一方で、お気に入りの選手として挙げたのは、下部組織時代にトップチームで活躍していた元ブラジル代表のロナウジーニョ氏だった。

「僕にとっては、ずっと前からロナウジーニョが史上最高の選手だ。彼に会ったことがある。カンプ・ノウでの試合を見に行ったら、彼が隣に座っていたんだ。素晴らしい体験だったよ」

「メッシも信じられないほど素晴らしい選手だ。半年間一緒にプレーしたけど、彼はいい人だし、素晴らしい選手だよ。世界中がメッシのことを知っている」

 同メディアのジェームズ・ストラウド氏はデウロフェウの発言について「物議を醸す意見」とし、「今まで生きてきた中で最高の選手を考える時、ロナウジーニョがすぐに思い浮かぶことはない」と指摘。「しかし、それは主に彼のゲームにおける寿命の長さによるものだ。ピーク時のロナウジーニョは信じられないほどだった。彼は人々がサッカーで夢見ることしかできない物事を行うことができる。だが彼の問題は、メッシやロナウドのように試合に専念していなかったことだ。そのため、彼がトップにいた時間は比較的短かった。だからこそ、私は彼を史上最高の選手とは思えない」と見解を示した。

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