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C・ロナウドが噂を否定「あれもこれも全て嘘だ」

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FWクリスティアーノ・ロナウドがインスタグラムで反論

 ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが16日、自身のインスタグラム(@cristiano)でライブ配信を行い、新型コロナウイルスのプロトコルに違反したとの指摘に異を唱えた。アメリカ『ESPN』など複数メディアが伝えている。

 今月の国際Aマッチウイーク中にポルトガル代表に招集されていたC・ロナウドは、7日のスペインとの国際親善試合(△0-0)、11日のUEFAネーションズリーグ第3節フランス戦(△0-0)で先発出場。だが、14日の第4節スウェーデン戦(○3-0)を前にした13日、ポルトガルサッカー連盟(FPF)から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表され、代表チームからの離脱を余儀なくされた。

 報道によると、C・ロナウドは14日夜にプライベートジェットでユベントスが本拠を置くトリノへ。所属するユベントスは声明で「C・ロナウドは選手の要請により、関連する保健当局の許可を得たフライトでイタリアに戻り、自宅での隔離を続けることになった」と報告したが、イタリアのスポーツ大臣であるビンチェンツォ・スパダフォーラ氏はC・ロナウドが規則を無視してイタリアに戻った可能性があると語っていた。

 C・ロナウドは16日、インスタグラムのライブ配信で「症状もなく元気に過ごしている」と報告しつつ、「ここイタリアの紳士たちは、名前は言わないが、僕がプロトコルに従わなかったと言った。それは単なる嘘だ」と主張。さらに反論の言葉を続けた。

「僕は全てのプロトコルに従ったし、これからも従うつもりだ。僕の良心は明確だ。僕がしたことは全て許可されたことなんだ」

「彼らは僕がイタリアの法律を破ったと言っていたが、あれもこれも全て嘘だ。僕は全てを正しい方法で行った。(ポルトガル代表の)チームを離れ、救急車に乗って、トリノに到着した。僕は誰とも接触していない」

 一方、スパダフォーラ氏はその後にイタリアの通信社『アンサ』のインタビューに応じ、「特定のプレーヤーの名声とスキルは、彼らが傲慢で、機関に無礼であり、嘘をつくという資格にはならない。逆に知名度が高ければ高いほど、発言する前に考え、模範を示す責任を感じるべきだ」と言及。「この件については、いつまでも続けるつもりはない」とし、「陽性反応を示した全ての人がすぐに回復することを願っている」と話した。

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