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女性副審の首を掴んで抗議も懲戒罰なし…マンCアグエロの行為に物議

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シアン・マッシー・エリス副審とFWセルヒオ・アグエロ

 プレミアリーグ第4節のマンチェスター・シティアーセナル戦で、4か月ぶりの復帰を果たしたFWセルヒオ・アグエロによる行為が物議を醸している。同選手は試合中、女性副審のシアン・マッシー・エリス氏に抗議する際、背中に左手で触れた後、首のあたりを掴みながら話しかけていた。

 問題の行為は前半41分すぎ、敵陣右サイドにボールを追ったマンチェスター・Cのアグエロは、アーセナルのスローインを指示したエリス副審に抗議。指を差して何らかの言葉を発した後、背中に左手を触れた上で、首のあたりを掴んでその場を去った。エリス副審はその際、アグエロの手を振り払うような仕草を見せていた。

 イギリス『ザ・サン』はこの行為にフォーカスして記事を掲載。2016年のルール改正以降は「主審、副審との物理的な接触は重大さに応じてイエローカード、レッドカードの対象となる」とし、アグエロに懲戒罰が下されなかったことを問題視している。

 なお、試合後の記者会見ではジョゼップ・グアルディオラ監督が報道陣からこの行為について問われた様子。だが、指揮官は「セルヒオは自分が出会ってきた中で最も素晴らしい人間だ。だからこのことではなく、他の問題を探してくれ」と述べ、擁護したようだ。

 試合はFWラヒーム・スターリングのゴールで先制したマンチェスター・Cが1-0でリードし、今季初の完封勝利を収めている。

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