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埼スタで5戦ぶりゴールの浦和、“キラー”興梠2発などで6発快勝!! 仙台は13戦未勝利に…

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ベガルタ仙台に勝利した浦和レッズ

[10.18 J1リーグ第23節 浦和 6-0 仙台 埼玉]

 J1リーグは18日、第23節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズベガルタ仙台が対戦。前半8分にMF長澤和輝のゴールで先制した浦和が、同36分にMFマルティノス、同39分と後半6分にFW興梠慎三、同22分と同41分にFWレオナルドが加点し、6-0の完封勝利を収めた。

 ホームでここ4試合連続完封負けと埼スタで結果を残せていない浦和は10月14日の前節・柏戦(△1-1)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人を先発起用。一方、ここ12戦未勝利(4分8敗)と白星から遠ざかっている仙台は前節・横浜FC戦(△0-0)から先発5人を入れ替え、MFイサック・クエンカ、MF石原崇兆、MF田中渉、DFシマオ・マテ、DF飯尾竜太朗らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 ホームでの仙台戦は公式戦17試合13勝4分無敗と、圧倒的な勝率を誇る浦和が、前半8分に早々と先制点を記録する。高い位置でDF橋岡大樹がボール奪取を成功させると、FW武藤雄樹がPA左のFW興梠慎三に展開。興梠のパスからPA内に侵入したMF汰木康也が相手の注意を引き付けてヒールパスを送ると、後方から走り込んだMF長澤和輝が右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。浦和にとって、5試合ぶりの埼スタでのゴールとなった。

 前半22分には浦和に追加点のチャンス。GK西川周作のロングフィードから最終ライン裏に抜け出した汰木がGKとの1対1を迎える。しかし、ドリブルをGKヤクブ・スウォビィクに阻まれてしまい、フィニッシュに持ち込めず。しかし、同36分、MFエヴェルトンがファウルを受けて得たFKをMFマルティノスが直接叩き込み、リードを2点差に広げる。

 さらに前半38分にはPA内に侵入した興梠がスウォビィクのファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めた興梠自身がきっちり沈めて前半だけで浦和のリードは3点差に。3-0と浦和にリードを許した仙台は前半40分にDF柳貴博に代えてDF蜂須賀孝治、後半開始からMF椎橋慧也に代えてMF松下佳貴を投入して立て直しを図る。

 しかし、再びスコアを動かしたのは浦和。同6分、左サイドから汰木が送ったクロスを興梠がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアは4-0となった。“仙台キラー”ぶりを発揮する興梠は浦和加入後の仙台とのリーグ戦16試合で18点目を記録することになった。

 攻撃の手を緩めない浦和が幾度となくゴールを脅かす。同12分には武藤のスルーパスから抜け出したレオナルドのシュートがポストを叩き、同21分にはマルティノスがPA外から狙ったミドルシュートがスウォビィクに弾き出されるも、同22分にマルティノスが左サイドから送った折り返しをレオナルドが蹴り込んで5点目を奪取する。

 後半34分のFW長沢駿のヘディングシュートを西川がストップするなど、仙台の反撃を許さずに試合を進めた浦和は、同41分に右サイドから橋岡が送ったラストパスを受けたレオナルドが冷静に流し込んで6点目を記録し、6-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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