beacon

元バレンシアFWがついに覚醒か…直近3戦4発の山形V・アラウージョ、好調の理由は“プライベートの充実”

このエントリーをはてなブックマークに追加

好調を維持する山形FWヴィニシウス・アラウージョ

[10.18 J2第27節 山形4-1愛媛 NDスタ]

 モンテディオ山形の新加入FWヴィニシウス・アラウージョが量産態勢に入っている。9月まで1ゴールにとどまっていたが、ここへきて直近3試合4得点。好調の要因の1つに“プライベートの充実”があるようだ。

 ブラジル出身のV・アラウージョは過去に母国クラブのほか、スペインのバレンシア、サラゴサ、ウエスカ、ベルギーのスタンダール・リエージュなどでプレー。ブラジルに家族を残し、今季から山形に完全移籍した。シーズン前半戦から周囲を生かすプレーで貢献していたが、9月時点でのゴール数は第15節・琉球戦(○4-1)で挙げた1点のみ。U-20ブラジル代表時代のトゥーロン国際大会で得点王に輝いたストライカーとしては、物足りない数字となっていた。

 それでも10月に入り、10日の第25節・琉球戦(○3-0)で1ゴールを挙げると、続く14日の第26節・栃木(○1-0)でも1得点。今節の愛媛戦では前半27分にPA内右のFW南秀仁の折り返しから先制ゴールを決め、3点リードの後半13分には左サイドのMF加藤大樹のクロスに頭で合わせてダメ押し弾を奪った。

 直近3試合で4ゴールを挙げる活躍を見せ、チームは今季初の3連勝。愛媛戦後のフラッシュインタビューで好調の理由を聞かれたV・アラウージョは「やっと家族が来日できたので、嬉しく毎日を過ごしています。今日は家族が試合を見に来てくれて、生で点を決められて嬉しいです」と話した。コロナ禍で離れ離れが続いていた家族と再会を果たし、精神面での不安を一掃。今季を良い形で締めくくるため、ここからラストスパートをかける。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第27節2日目 スコア速報

TOP