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シュバインシュタイガー氏が異論「私が代表監督なら…」

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元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏がドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督の采配に異論

 元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏がドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督の考えに異論を呈した。ドイツ『キッカー』が18日に伝えている。

 ドイツ代表はUEFAネーションズリーグで4試合を消化し、1勝3分と思うように勝ち点を積み重ねられていない。10月10日に行われた第3節では、主力を欠くウクライナに2-1の辛勝。ARD(ドイツ国営放送)で同試合の解説を務めたシュバインシュタイガー氏は、「守備に5人を割く必要はなかった」とレーブ監督の采配に疑問を呈した。

 レーブ監督は昨年3月の代表メンバー発表前に、FWトーマス・ミュラー、DFジェローム・ボアテング、DFマッツ・フンメルスの“重鎮”3選手に対し、代表引退を宣告。「今後は招集しない。チームに新しい戦力を加えたい。私はこれが正しいステップだと確信している」と説明したように、それ以降は3選手を招集していない。

 この考えに対して、同代表MFトニ・クロースは「彼はセルジュ・ニャブリやレロイ・サネ、カイ・ハベルツのような選手にチャンスを与えたいと考えているはずだ。だから、過去に彼自身が下した決断を変えることはないだろう」と話している。しかし、シュバインシュタイガー氏の考えは違うようだ。

「19-20シーズンに三冠を達成したバイエルンの主力であるミュラー、そしてボアテングを完全に排除すべきだろうか」というキッカーの質問に対し、「もし、私が代表監督なら、ボアテングとミュラーは代表にいるでしょう。しかし、私は代表監督ではないので、ヨギ(レーブ監督の愛称)の決定を尊重しなければならない」とコメントを残した。

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