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「ピルロなら解決策を見つけるはず」ミラン指揮官ピオリが不調ユベントスに見解

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ミランステファノ・ピオリ監督

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが19日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演してチームやユベントス指揮官アンドレア・ピルロについて語った。

 ピオリ率いるミランは17日、ライバルクラブであるインテルとのミラノダービーを2-1で制し、今シーズン4連勝を飾った。昨シーズン終盤からの勢いを維持してセリエAで単独首位に立ったミランの指揮官は、これまでを振り返って自身の見解を示した。

「素晴らしいシーズンスタートとなった。しかし道のりは長い。野心的であるべきだが一歩ずつ進んでいくべきであり、次はヨーロッパリーグに集中していきたい。数か月前まで進退が危ぶまれていた? いや、私は常に自分の仕事、そしてチームのことを考えていた。我々は常にいかに良い仕事をするかを考えてきたんだ」

 続いてピオリは、今年1月からチームをけん引する39歳のベテランFWズラタン・イブラヒモビッチに言及した。スウェーデン人FWは今シーズン、新型コロナウイルス感染も経験したが、すでにリーグ戦で4ゴールを記録するなど圧倒的な存在感を見せている。

「イブラが1986年ワールドカップの時の(ディエゴ・)マラドーナのようだって? チームは、各選手の持てる力を引き出さなければならない。イブラだけでなく、他の選手たちからもね。ミランは1月にズラタンや(シモン・)ケアー、(アレクシス・)サレマーカーズが加入してから成長し、自信が高まった。そして今、結果が出始めている。将来的にイブラを中心に? 彼も今はそんなことを考えていないだろう。現在に集中するべきだ。しかし彼が幸せな姿を見られるなんて、最高に素晴らしいことだよ」

 最後にミラン指揮官は、リーグ戦で出遅れ暫定5位につける王者ユベントスの新指揮官ピルロに触れ、「アンドレアは賢いので解決策を見つけるだろう。新たなサイクルをスタートする時は時間が必要だ。ユーベがリーグ優勝の本命であることに変わりはない」と述べた。

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