beacon

ラッシュフォードが右足一閃! マンUがCL白星発進! 昨季ファイナリスト・パリSGは初戦黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユナイテッドが白星発進

[10.20 欧州CL第1節 パリSG 1-2 マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第1節が20日に各地で開催された。グループHでは、パリSG(フランス)とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が対戦。ユナイテッドが2ー1で勝利した。28日には第2節が行われ、パリSGは敵地でバシャクシェヒル(トルコ)と、ユナイテッドはホームでライプツィヒ(ドイツ)と対戦する。

 昨季の欧州CLファイナリストであるパリSGが登場。4-3-3の布陣で、最前線の3枚にはMFアンヘル・ディ・マリアとFWキリアン・ムバッペ、FWネイマールが並ぶ。

 対するユナイテッドは負傷者が続出しており、パリSGから加入したFWエディンソン・カバーニも離脱。キャプテンのDFハリー・マグワイアやFWメイソン・グリーンウッド、DFエリック・バイリー、MFジェシー・リンガードも不在となっている。守備時は5バックに変化する形で、3-4-1-2の布陣を敷き、トップ下にはMFブルーノ・フェルナンデスを配置。2トップにはFWマーカス・ラッシュフォードとFWアントニー・マルシャルが並んだ。

 序盤はパリSGが攻勢に。前半12分、ネイマールからパスを受けたMFアンデル・エレーラが横に流し、ディ・マリアがPA手前から左足シュート。ファーを狙った絶妙なコースはGKダビド・デ・ヘアに阻まれた。直後には左サイドのムバッペがクロスを上げ、DFレイバン・クルザワがゴール前でワンタッチ。しかし、再びデ・ヘアにセーブされる。

 少しずつペースを握るユナイテッドは前半19分、DFルーク・ショーの縦パスをPA内で受けたマルシャルが、DFアブドゥ・ディアロのファウルを誘発し、PKを獲得。B・フェルナンデスがキッカーを務め、GKケイラー・ナバスに止められるが、ナバスがゴールラインを出ていたことでやり直しに。B・フェルナンデスは2度目のPKで先制点を決め切り、PK職人の名誉挽回を果たした。

 パリSGは前半を0-1で折り返すと、後半からMFイドリッサ・ゲイェに代えて新加入のFWモイーズ・キーンを投入し、最前線に配置。2列目にディ・マリア、ネイマール、ムバッペを並べ、より攻撃的に展開させる。後半3分にはムバッペがPA左から相手2選手を抜き去り、右足シュート。しかしデ・ヘアに阻まれた。

 攻撃シフトのパリSGは後半10分に結実。セットプレーのチャンスを得ると、ネイマールが左CKを蹴り上げる。すると、ニアサイドのマルシャルの頭に当たり、ボールはそのままゴールマウスへ。ラッキーな形で1-1の同点に追いついた。

 ユナイテッドは後半22分にMFアレックス・テレスに代えてMFポール・ポグバを投入。試合は拮抗状態となるが、同42分に動く。ポグバがPA手前でボールをキープし、右横のラッシュフォードにパス。ラッシュフォードは反転しながらPA右手前で右足を一閃し、ゴール左隅に突き刺した。

 終盤に勝ち越しゴールを挙げたユナイテッドが2-1で勝利。昨季ファイナリストのパリSGは初戦黒星スタートとなった。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●プレミアリーグ2020-21特集
●フランス・リーグアン2020-21特集

TOP