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CL初戦黒星のパリSG、トゥヘルは試合前から異変を感じていた?「ロッカールームのムードが変だった」

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パリSGトーマス・トゥヘル監督

 パリSGトーマス・トゥヘル監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦の敗戦を振り返った。

 昨季はクラブ史上初めてチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだパリSG。悲願の初制覇を目指す中、今季のグループリーグ第1節ではマンチェスター・Uをホームに迎えた。しかし23分にPKから失点すると、55分にオウンゴールで追いついたものの、87分にマーカス・ラッシュフォードの決勝点を許し、1-2と敗れている。

 本拠地パルク・デ・プランスで初戦を落としたパリSG。トゥヘル監督は、特に前半の内容に失望しているようだ。

「我々は多くの問題を抱えていた。特に前半はね。ここまで5連勝で、良いトレーニングもできていたから驚きだよ。長い時間、インテンシティも、アグレッシブさも、ボール奪取も、カウンタープレスもなくプレーしていた。ちょっと変な感じだったね」

「厳しいグループであることはわかっている。我々に何が足りないのか、何を改善しなければいけないかはわかっている。非常に複雑なグループにいることは誰もが知っているので、これからはさらに難しくなるだろう」

 また、「試合前のロッカールームのムードは少し落ち着いていた。不気味な感じがした。普段は大音量で音楽が流れているが、あまりにも落ち着いていた印象を受けた」と試合前から何かがおかしかったと言及。そして「ハーフタイムは怒っている場合ではなかった。助ける必要はあったが、インテンシティとアグレッシブさが足りないとはっきりと言った。別の姿勢を見ることが必要だったんだ」と、前半終了後の指示を明かしている。

 そして「選手はみんながっかりしている。多くのことをミスしてしまった」と敗戦に肩を落とした。

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