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「ビジャレアルさん?お願いあるんやけど、、」久保の出場停止処分取り消しに一番喜んだのは…カディス!?

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 18日のラ・リーガ第6節・ビジャレアルvsバレンシア戦で交代出場した久保建英。勝ち越し点に絡むなど好プレーを見せていたが、72分と92分に警告を受け、自身プロキャリア初の退場処分となった。しかし、この2度目の判定はかなり微妙なもので、クラブがスペインサッカー連盟(RFEF)競技委員会に処分の取り消しを求めていた。

 21日、RFEFは2度目のイエローカードの取り消しを発表。これにより久保は、1試合の出場停止処分が撤回され、25日の第7節・カディス戦への出場が可能となった。

 このことに沸いたのは、次節対戦するカディス。今季15年ぶりの昇格を果たし、1部を戦っているクラブは日本語版公式ツイッターを開設、積極的な情報発信を行っている。

 絶妙な関西弁でのユーモアあふれるツイートは一部で話題を呼んでいるが、久保の出場停止が決まった際にはさすがに失望を隠せなかった様子。試合終了後に、「もしもし、ラリーガさん?ちょっとお願いあるんやけど、、そう、次の試合な、対戦相手変えれへんかな?」とのお願いをツイート。ファンからも「頑張れ!」との応援の声も届いていた。それから3日後、21日夜に久保の出場停止撤回が発表されると、早速公式アカウントも盛り上がった。

「(もしもし、ビジャレアルさん?ちょっとお願いあるんやけど、、そう、次の試合な、久保くん出場停止なくなったやん?そろそろ、、え?スタメン約束はでけへん?そんなんわかってるよー。でもな、なんで24時キックオフって日本で観やすい時間かわかるやろ?イエローサブマリン仲間?なんやし。。な?)」(原文ママ)と再びのお願いを発信。

 これに対しても日本のファンから「この前のツイートのおかげ」「久保くんだけじゃなくカディスも見たい」「エメリに言って!」などの励ましの声が多く寄せられている。

 スペイン・アンダルシア地方にある大西洋に面した街・カディス。関係者によると、言葉はいわゆる方言で、クラブ、そして「カディスタス」と称されるサポーターはとても陽気なキャラクターを持つそうだ。そんな雰囲気を感じてもらうべく、関西弁を取り入れているという。

 ラ・リーガ6節ではレアル・マドリーを1-0で破るなど、勢いに乗るチームは現在5位。2位・ビジャレアルとのホームゲームは25日24時(日本時間)にキックオフ。試合に向かう日本語版公式ツイッターの動向にも注目だ。

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