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「もし私の頭が良かったら…」クロップのコメントに海外紙が驚く

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は今夏にクラブを去るのがベストなタイミングだったと考えているようだ。スペイン『アス』が「多くの人を驚かせた」コメントとして取り上げている。

 リバプールは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で14年ぶり6回目の優勝を達成。昨季は30年ぶりのリーグ制覇を果たした。

 クロップ監督は自身の評価がピークに達した今夏にクラブを去るのが最も賢明な行動だったと考える一方、自分はそのような人間ではないと冗談交じりに語っている。

「本当に頭のいい人だったら、夏に辞めていたかもしれない。人々はポジティブなことしか言わないだろうけど、私は残念ながらそこまで頭が良くないんだ!」

 ドルトムントでは最終年の2014-15シーズンにリーグ前半戦を最下位で折り返す大不振。後半戦で巻き返して7位でフィニッシュしたものの、2015年4月に退任を表明した。それでもブンデスリーガ2連覇や欧州CL決勝進出など、優れた実績を残してクラブを去っている。

 クロップ監督はリバプールで今後どれだけの成功を収めることができるかは約束できないが、最終的にはドルトムントを去った時と同じようにリバプールを去りたいと考えているという。

「就任した時に何を言われるかは問題ではなく、去った時に何を言われるかが重要だと私が言ったことがあるのは、ドルトムントを去った時のことを意味していた。なぜなら、私がそこに就任した時に人々はポジティブだったし、私が正しい方法でそこを去った時も彼らはポジティブだったからだ」

 クロップ監督とリバプールの契約は2024年までとなっている。当面の間はアンフィールドから離れるつもりはないようだ。

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