beacon

浦和、C大阪に鮮やか逆転勝利!! 興梠、山中、マルティノス弾でホーム埼スタ2連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

C大阪を下した浦和レッズが2連勝を飾った

[10.24 J1リーグ第24節 浦和 3-1 C大阪 埼玉]

 J1リーグは24日、第24節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズセレッソ大阪が対戦。前半28分にFW豊川雄太の得点でC大阪が先制するも、同34分のFW興梠慎三、同44分のDF山中亮輔の得点で浦和が逆転。後半26分にMFマルティノスが加点し、浦和が3-1の勝利を収めた。

 ここ3戦無敗(2勝1分)の浦和は10月18日の前節・仙台戦(○6-0)から先発1人を入れ替え、山中らを先発起用。一方、2連勝中のC大阪は前節・横浜FM戦(○4-1)から先発1人を入れ替え、豊川らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半22分に好機を創出したのはC大阪。MFレアンドロ・デサバトが自陣から送ったパスに反応した豊川が最終ライン裏を突くと、PA内に侵入して右足を振り抜くが、鋭いシュートはGK西川周作に阻まれてしまう。しかし、同28分にC大阪が先制に成功する。ルーズボールを処理しようとしたDF岩波拓也の後方から迫った豊川が前に体を出してボールを奪い切ると、カバーに入ったDF槙野智章を中央へ切れ込んでかわし、PA外から右足のシュートを突き刺してスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は前半33分、ドリブルを仕掛けた汰木がPA内でDF瀬古歩夢のファウルを誘ってPKを獲得すると、興梠がきっちり沈めて試合を振り出しに戻す。J1通算得点を155とした興梠は、154で並んでいたFW前田遼一(岐阜)を抜き、通算得点ランキング単独4位となった。さらに同44分には中盤でボールを受けたDF山中亮輔が果敢に放った左足ミドルが、PA内の瀬古に当たってコースが変わると、そのままゴールマウスに収まって浦和が2-1と逆転に成功した。

 2-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、C大阪は同14分に瀬古に代えてMF藤田直之、同20分にFW奥埜博亮に代えてFWブルーノ・メンデスを投入して状況を打開しようと試みる。同24分には右サイドを駆け上がったDF片山瑛一のクロスからB・メンデスが放ったヘディングシュートは西川に弾き出されてしまう。すると、同26分、左サイドをえぐったMF汰木康也の折り返しを受けたFWレオナルドが右足で狙う。シュートはGKキム・ジンヒョンに阻まれたが、こぼれ球をMFマルティノスが押し込んで浦和がリードを2点差に広げた。

 2点のビハインドを背負ったC大阪は後半28分、FW高木俊幸、MF西川潤、DF小池裕太を同時投入して反撃を試みる。しかし、浦和が体を張った粘り強い守備でしのぎ切り、3-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP