beacon

王者リバプールが意地の逆転で3戦ぶり白星! 前線4枚に変更、ジョタ起用が奏功…南野は途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW南野拓実は終盤に途中出場

[10.24 プレミアリーグ第6節 リバプール2-1シェフィールド・U]

 プレミアリーグは24日に第6節を行った。FW南野拓実が所属するリバプールはホームでシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、2-1で勝利。先制を許したが、FWロベルト・フィルミーノと新加入MFディオゴ・ジョタの得点で逆転に成功している。南野はベンチスタートで、後半38分に投入された。

 リバプールは、4日の第4節ではアストン・ビラに2-7で大敗を喫し、17日の第5節・エバートンとの“マージ―サイド・ダービー”も2-2で痛み分け。さらにそのダービーではDFフィルヒル・ファン・ダイクやMFチアゴ・アルカンタラが負傷するという事態になった。

 復調を狙うべく、従来の4-3-3から4-2-3-1に布陣を変更。ジョタを右に配置し、左にFWサディオ・マネ、トップ下にフィルミーノ、そしてトップにFWモハメド・サラーを起用した。さらに、負傷していた守護神GKアリソン・ベッカーも復帰した。

 しかし、リバプールは序盤から後手に回る。前半13分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、DFファビーニョのファウルがFKからPKに変更。MFサンダー・ベルゲに決められ、先制を許してしまう。

 だが、リバプールも王者の意地を見せる。前半41分、MFジョーダン・ヘンダーソンの右サイドからのクロスをマネが頭で合わせ、相手GKがセーブしたところを、フィルミーノが押し込み、同点ゴールを決め切る。1-1とスコアを振り出しに戻し、前半を折り返した。

 後半から攻勢となったリバプールは後半17分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドからのクロスにサラーが反応し、巧みなボールタッチでそのままゴールに流し込む。しかし再びVARにより、オフサイドが判明し、ノーゴールとなった。

 しかし諦めないリバプールは、ノーゴール判定から2分後に意地のゴール。マネが左サイドからクロスを上げると、ジョタがPA中央でヘディングシュートを放ち、ゴールネットを揺らしてみせる。2-1と逆転に成功した。

 リバプールは後半38分、ジョタに代えてMFジェームズ・ミルナーを、フィルミーノに代えて南野を投入。そのまま試合を終え、2-1で3試合ぶりの白星を得た。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2020-21特集

TOP