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「栄光の味がする」バルサ撃破に歓喜のS・ラモス…PK判定については「明確なファウル」

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宿敵撃破に歓喜のDFセルヒオ・ラモス

 レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスは、敵地での“クラシコ”勝利に歓喜。またPK判定については、絶対の自信を持っているようだ。

 24日に行われたラ・リーガ第7節で、バルセロナとの“クラシコ”を迎えたレアル・マドリー。開始5分でフェデ・バルベルデが先制点を記録するも、その3分後には追いつかれる展開に。それでも後半18分、FKの競り合いの中でS・ラモスがクレメント・ラングレに倒されたとして、VARレビューの結果PKを獲得。これを主将自ら決めると、後半45分にはルカ・モドリッチにもゴールが生まれ、3-1で勝利を収めた。

 21日のUEFAチャンピオンズリーグ、シャフタール・ドネツク戦(2-3)はケガの影響で欠場していたS・ラモス。しかし、復帰戦では決勝点を奪うなどマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せ、チームを連敗から救っている。試合後『モビスタール・プルス』に対し、以下のように振り返った。

「クラシコは唯一無二のチャンスだ。こうしたタイプの試合は、フィジカルの状態に依存しない。いつも格別のモチベーションがあるんだよ。僕たちは最悪の1週間から団結する必要があったし、悲しんでいる暇などなかった。長いシーズンの中では低調な時期もあるが、1週間で終わることを願っているよ」

「この勝利は精神的な後押しとなる。僕たちは批判を押しのけることに成功したんだ。満足しているが、でもシーズンは続いていく。永遠のライバルのホームで勝つことは、いつだって最高だ」

「僕は16シーズンここにいるが、レアル・マドリーの危機的状況は1週間の内の2試合で生まれる。僕たちの目標を変える必要はないということだ。勝ち点3ずつ獲得していって、チャンピオンズでも良い成績を収めたい。永遠のライバルのホームで勝ったわけだから、この勝利は栄光の味がする。でも、胸を張っても意味はないんだ。毅然とした態度で前に進まないと」

 なおS・ラモスがラングレに倒されてPKとなった場面については、バルセロナのロナルド・クーマン監督が「PKではない」と不満を爆発させるなど、その判定に疑問の声が上がっている。しかし本人は、PKだと確信があるようだ。

「間違いなかったと思う。自分が跳ぼうとしたときにつかまれたわけだから、明らかなPKだ。あれだけ明確なファウルで審判を裁くなんてあり得ないよ。1-2としてからも僕たちは尻込みすることなく、彼らの気落ちに乗じてゴールを狙っていった」

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