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手倉森監督「大宮の意地を感じた」3位長崎、怪我人続出の大宮とスコアレス決着

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大宮vs長崎はスコアレス決着

[10.25 J2第29節 大宮0-0長崎 NACK]

 J2は25日、第29節2日目を行い、3位V・ファーレン長崎大宮アルディージャは0-0で引き分けた。

 故障者が続出している大宮はベンチメンバーがまたも5人となり、21日の松本戦(1-1)から2人を入れ替え、新加入のDF山田将之とDFヴィターリス・マクシメンコがスタメン入り。長崎も愛媛戦(4-1)から2人を変更し、FW玉田圭司、DF米田隼也がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 20日に加入が発表された山田は本職のセンターバックではなく、右ウイングバックで大宮デビューとなった。長崎は前半15分、ドリブルで持ち上がったDF亀川諒史が斜めにスルーパスを通し、裏に抜け出したMF氣田亮真が右足シュートに持ち込んだが、惜しくもゴール左へ。対する大宮は23分、PA内左を仕掛けたMF翁長聖がグラウンダーのクロスを入れ、ファーサイドのFW富山貴光が左足シュートを打ったが、惜しくも枠外。長崎は畑尾と接触した亀川が左腿裏を痛めるアクシデントに見舞われ、前半39分にDF毎熊晟矢と交代となった。

 スコアレスで折り返した後半19分、長崎は玉田を下げてMF名倉巧を投入。するとその2分後に決定機が生まれ、鋭いドリブルで仕掛けた氣田がマイナス方向に戻し、名倉が左足ダイレクトで狙ったが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃。大宮も交代カードを切り、後半25分に山田を下げてMF菊地俊介、後半32分にはDF山越康平とMF近藤貴司が投入された。

 大宮は後半35分、富山のパスをMF三門雄大が落とし、MF黒川淳史がループシュートを打ったが、惜しくもクロスバーを越えた。後半アディショナルタイムに大宮が波状攻撃で押し込み、菊地とのワンツーで抜け出した黒川がクロスを配給。最後は翁長のパスを受けた三門が右足ダイレクトで狙ったが、決定的なシュートはカバーに入ったDF角田誠がゴールライン際でクリア。試合は0-0の痛み分けに終わった。

 アウェー4連戦の最終戦を終え、「大宮の意地を感じた」と語った手倉森誠監督は「敵地で負けずに済んだことが良かったと思うしかない」と振り返った。

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