beacon

遠藤が「イメージ通り」の直接FK弾で移籍後初ゴール…磐田、19歳FW三木の決勝弾で群馬に逆転勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジュビロ磐田MF遠藤保仁(写真は10月22日のもの)

[10.25 J2リーグ第29節 磐田 3-1 群馬 ヤマハ]

 J2リーグは25日、第29節を開催し、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田ザスパクサツ群馬が対戦。前半2分にMF田中稔也の得点で群馬が先制するが、同29分にMF遠藤保仁が決めて磐田が追い付くと、後半31分にFW三木直土、同34分にFWルキアンが加点して3-1の逆転勝利を収めた。

 ここ4戦無敗(2勝2分)の磐田は10月21日の前節・東京V戦(△0-0)から先発4人を入れ替え、FW小川航基、MF松本昌也、DF伊藤洋輝、DF大井健太郎らを先発起用。一方、アウェーの群馬は前節・甲府戦(○1-0)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 試合開始早々の前半2分に試合を動かしたのはアウェーの群馬だった。FW大前元紀が蹴り出した鋭いCKの流れからFW青木翔大のシュートは磐田守備陣にブロックされたものの、こぼれ球に反応した田中が左足で蹴り込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った磐田は前半27分、PA外で小川航がDF舩津徹也のファウルを誘ってFKを獲得。ボールにはMF大森晃太郎、伊藤らが集まったものの、助走に入ったのは遠藤。ゆったりとした助走から右足で蹴り出したボールは、鮮やかな軌道を描いてゴールに向かうと、ゴール右に突き刺さって試合を振り出しに戻した。10月5日にG大阪から磐田への期限付き移籍が発表された遠藤にとって、移籍後初ゴールとなった。

 1-1のまま後半を迎えると、群馬は後半開始からMF平尾壮、同20分にMF飯野七聖、磐田は同13分からルキアン、同17分にDF舩木翔とDF小川大貴を投入。両チームともに選手を交代しながら、流れを引き寄せようと試みる。

 すると後半31分に磐田が勝ち越しゴールを奪取する。遠藤から右サイドでボールを呼び込んだ小川大が中央に持ち出し、左足の強烈なシュート。GK清水慶記に阻まれたものの、こぼれ球に反応した19歳FW三木が左足で蹴り込んでスコアを2-1とした。

 さらに同38分には遠藤のパスをPA内で受けたMF山本康裕が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めたルキアンがきっちり沈め、磐田が3-1の逆転勝利を収めた。

 移籍後初ゴールを記録した遠藤は、試合後のインタビューで「初ゴールが決められて、チームも勝ち点3を取れたので非常に良かったと思う。練習のときから感触が良かった。GKの位置を確認できていたし、良いコースにさえ飛べばと思っていたので、イメージ通りの良いボールだったと思う」と振り返った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP