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後頭部強打で搬送された福岡DF上島拓巳、SNSで状況を報告「検査終わりました」

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後頭部強打でピッチを後にしたDF上島拓巳

 アビスパ福岡は25日のJ2リーグ第29節でジェフユナイテッド千葉と対戦し、1-0で勝利。15試合無敗で首位をキープしたものの、試合中にはDF上島拓巳が負傷するアクシデントが起きていた。

 首位を走る福岡は直近14試合で12勝2分と絶好調。その要因のひとつとなっている守備力はリーグ最少失点という形にも現れており、堅守を支える若きディフェンスリーダー・上島は9月度の月間MVPを初受賞していた。

 上島は試合前に月間MVPの受賞セレモニーで笑顔も。そして、試合ではより一層気を引き締めてプレーし、前半を無失点で終えようとしていた。しかし、前半アディショナルタイムにアクシデントが起きる。セットプレーのこぼれ球を拾おうとした上島は、相手選手と競り合う形で身を乗り出すがタイミングが合わず、相手の背中を乗り越えながら地面に落下。体勢を崩していたため、後頭部から地面に叩きつけた。

 動けなくなった上島に両チームの選手たちが集まり、救護も出動。自ら立ち上がる場面もあったが、担架に運ばれながらピッチを後にしていた。チームを支えるディフェンスリーダーのアクシデントに会場は騒然。しかし、残された選手たちはその場でできることに徹し、1-0で試合を終えた。福岡は無敗試合を「15」に伸ばし、首位キープを果たしている。

 試合後、上島は自身のツイッター(@takumikamijima)を更新し、「検査終わりました」と語る。「かなりの衝撃で落ちたので、無傷ではありませんでしたが、重症じゃなかっただけ良かったです」と無事を明かした。「チームも1点のリードを守り切ってくれ、15戦無敗です」と勝利を喜びつつ、「こういう場面はサッカーで良くあります。ただ躊躇して行かなくなったら自分じゃなくなるので、これからも逃げずに行きます」とさらなる奮闘を誓っている。

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