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熊倉決勝ゴール!大成が強豪対決制して東京B準決勝へ

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後半5分、大成高はCB熊倉拓海が勝ち越しゴール

[10.25 選手権東京都Bブロック準々決勝 成立学園高 1-2 大成高 清瀬内山B]

 25日、第99回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック準々決勝で成立学園高大成高が激突。大成が2-1で勝ち、準決勝(対駿台学園高、11月8日)へ進出した。

 大成は昨夏、インターハイに初出場し、今年は選手権初出場を狙う。対して成立学園は05年度以来となる全国出場が目標。強豪校同士の一戦は前半9分、2年生10番のFW原輝斗のゴールによって大成が先制する。

 対する成立学園は前半終了間際、CKからCB荒川慎之介(3年)が決めて同点に追いつく。だが、大成は後半5分、左サイドからMF前澤亮太(3年)が蹴り込んだFKを中央のFW加藤慶八(3年)が競り勝つ。そしてファーサイドの原が折り返すと、最後はCB熊倉拓海(3年)がゴールへ押し込んで勝ち越した。

 成立学園はDFラインからスピーディーにボールを動かし、MF中田開人(3年)やMF斎木大和(2年)らを交えた崩しで反撃。大成も技巧派ドリブラーMF片原崇也主将(3年)が左サイドで2人、3人とかわして見せるなど攻め返す。成立学園は2年生GK原大輔の活躍などで食い下がったが、CB金井陸人(3年)や熊倉、GK永田陸(2年)中心に堅い大成ゴールをこじ開けることはできず、大成が準決勝進出を決めている。

(取材・文 吉田太郎)
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