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日大豊山が躍進・淑徳巣鴨を4-0で撃破。初のベスト4進出:東京A

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前半11分、日大豊山高はMF大谷和暉が先制ゴール

[10.25 選手権東京都Aブロック準々決勝 日大豊山高 4-0 淑徳巣鴨高 清瀬内山A]

 25日、第99回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック準々決勝で日大豊山高と淑徳巣鴨高が対戦し、日大豊山が4-0で快勝した。初のベスト4進出を決めた日大豊山は11月7日の準決勝で駒澤大高と戦う。

 立ち上がり押し込んだのは、初めてベスト8へ勝ち上がってきた淑徳巣鴨の方だった。ゴールに近い位置で技巧を発揮するMF牧野直紀(3年)や推進力のあるFW柏原翔太(3年)を中心に多彩な攻撃で相手の背後を取ろうとしていた。

 対する日大豊山はポゼッションからキレのあるドリブルを見せる10番MF伊藤和輝(3年)や俊足FW高柳康太(3年)の仕掛けなどで攻め返す。前半11分には右CKでサインプレー。ニアでスルーした伊藤の背後から走り込んだMF大谷和暉(2年)が、右足シュートを決めてリードを奪った。

 序盤はなかなか良い形で攻撃することができていなかった日大豊山だが、徐々にテンポ良くボールを動かすシーンを増やしていく。そして、33分にもCKからCB赤羽史登(2年)が加点。後半にもリスクを負って前に出た淑徳巣鴨からFW山本爽太(2年)と交代出場FW保田航希がゴールを奪い、4-0で勝った。

(取材・文 吉田太郎)
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