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[MOM3243]関東一DF弓氣田葵(3年)_2得点演出し、指揮官賞賛のシュートブロック

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関東一高の左SB弓氣田葵は2得点を演出し、決定機阻止も

[10.25 選手権東京都Aブロック準々決勝 狛江高 0-5 関東一高 清瀬内山B]

 2得点を演出したのに加え、指揮官賞賛のシュートブロック。初戦のサブから先発を奪い返した左SBが、攻守に渡って存在感のある動きを見せた。

 関東一高の左SB弓氣田葵(3年)は後半、得意の左足で縦パスを通し、FW笠井佳祐(3年)とFW沼田晃将(3年)のゴールを演出。本人も「得点に絡むプレー、パスが自分の持ち味だと思うのでそういうところがよく出せたと思います」と納得するプレーで快勝に貢献した。

 加えて、小野貴裕監督が讃えたのが4-0で迎えた後半33分のプレーだ。関東一は右サイドから崩され、狛江高MF浪岡優太郎(3年)に決定的なシュートを浴びた。だが、「自分はディフェンスなので『ゴールは絶対にやらせない』という気持ちで、いつもゴール前では自分がGKのつもりで立っています」という弓氣田が左足に当ててクリアした。

 逆サイドからの崩しに対してゴール前で的確なポジションを取り、一度マークする相手に付いてから体勢を崩さずにシュート対応。小野監督は「めちゃくちゃ良いディフェンス」と頷き、「今凄く成熟していると思います」とその成長を認めていた。

 千葉U-15出身の弓氣田は1年春から先発出場していた左SBだ。1、2年時は夏まで公式戦に出場していたが、その後は出場機会を確保することができず。懸けていた今年の選手権予選も初戦はベンチスタートだった。

 それでも途中出場で好プレーを見せ、練習でもアピール。3試合目で先発の座を勝ち取り、フル出場で勝利に貢献した。「自分は準備ができていたので、最初から80分出たいなと思っていたので、80分出れて良かった。一週間の努力が実ったという感じですね」と微笑んだ。

 元々左足キックは高い評価を得ていた。加えて取り組んできたのは運動量の面だ。「ロングボールは持っていたんですけれども、オーバーラップの回数がゼロ回だったり1回だったりしたので、そこは成長したと思います」と弓氣田。楔につけるパスや展開を変えるキックだけに頼るのではなく、積極的に攻撃参加を増やすことでプレーの幅も広げている。

 ここから11月7日の準決勝までまた練習でアピールするだけ。そして出場のチャンスを得た際には「相手に対して対応して、自分の良さを出していきたい」。1年時はインターハイ予選突破に貢献したが、全国大会はメンバー外。今年は選手権予選で勝利に貢献して全国のピッチで活躍する。

(取材・文 吉田太郎)
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