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ボルシアMGテュラム「勝ち点3がほしかった」父の盟友ジダン率いるレアルから2発も満足せず

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 レアル・マドリー相手にドッペルパック(1試合2ゴール)を決めたボルシアMGのマルクス・テュラムが、試合後にコメントを発している。

 フランス人FWテュラムは、27日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節でレアル・マドリー相手に33分、58分と2ゴールを奪った。一時はボルシアMGが2-0とリードしたが87分、90分と土壇場でレアル・マドリーが2度ネットを揺らし、試合は2-2で決着している。

 テュラムの父親は元フランス代表の名DFリリアン・テュラム。敵将ジネディーヌ・ジダンにとっては、長年フランス代表でともにプレーした盟友の愛息子に、2ゴールを奪われる結果となった。

 試合後、テュラムは「レアル・マドリー相手に2ゴールを決めたのは良かったが……」と語り、ドロー決着を悔やんだ。その言葉を『UEFA』公式が伝えている。

「レアル・マドリーは世界最高のチームだ。そんな相手が僕らに勝つため、力を発揮してくると思っていた。僕たちはこの経験から学ぶ必要がある」

「もちろんレアル・マドリーから2ゴールを決めたのは素晴らしい気分だよ。それは確かに良かったんだけど、勝ち点3を手にして試合を終えることができていたら、なお良かったね」

 ボルシアMGはこれでインテル、レアル・マドリーを相手に2試合連続ドローとなった。テュラムは11月3日に控えている第3節、シャフタールとのアウェー戦に照準を定めた。

「2試合で勝ち点2はまずまずかもしれないが、もしかするともっと良い結果を手にすることもできたはずだ。今夜の試合からポジティブな気持ちを保ち、シャフタール戦に備えたい。次の試合ではより良い結末になることを願っているよ」

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