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神戸は競り勝って5戦ぶり白星も“チーム得点王”古橋が負傷か…仙台は未勝利が15戦に

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[10.28 J1第30節 仙台2-3神戸 ユアスタ]

 ヴィッセル神戸が敵地でベガルタ仙台に3-2で競り勝った。連敗チーム同士の対戦だったが、神戸が連敗を2で止めて、5戦ぶりの勝利。仙台は3連敗で未勝利は、クラブワースト2位の記録となる15戦に伸びた。

 スコアレスでハーフタイムを迎えた試合だったが、緊迫した展開がウソのように、後半は点の奪い合いとなる。

 まずは神戸が前半2分、左サイドからFW古橋亨梧が入れたアーリークロスがそのままゴールイン。先制に成功すると、同6分には古橋の同じようなボールからMF郷家友太が頭に当てて体ごと押し込んで、リードを2点に広げた。

 ただ8月8日の神戸戦以来、14試合勝ちのない仙台も意地をみせる。後半8分、MF関口訓充が高い位置のチェックからゴール前にこぼれたボールをFW長沢駿が押し込む。チームにとって4試合ぶりの得点で1点差とすると、同31分にはCKの跳ね返りをMF中原彰吾が入れ直すと、DF飯尾竜太朗が頭で合わせる。これがポストを叩くも、逆サイドネットに収まり、仙台が試合を振り出しに戻した。

 しかし敵地戦とはいえ、最下位から勝ち点3を積み上げたい神戸も同点被弾からわずか1分後の後半32分、DF西大伍のクロスを頭で合わせたFWドウグラスのヘッドで勝ち越しに成功。MFアンドレス・イニエスタを今節は登録外としていた神戸だが、連敗を2で止め、5試合ぶりの勝利を手にした。

 だが神戸は最終盤に心配なアクシデント。相手のドリブルを防ぎに行った古橋が左足を負傷。担架に運ばれてピッチをあとにした。チーム最多12ゴールを決める古橋が離脱となれば、来月末に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いにも影響が出てきそうだ。

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