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メッシ&デンベレ2戦連発のバルセロナが2連勝!! C・ロナウド欠場のユベントスは退場者も響き今大会初黒星

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バルセロナが2-0で勝利

[10.28 欧州CL第2節 ユベントス0-2バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループG第2節が28日に開催され、バルセロナ(スペイン)は敵地でユベントス(イタリア)に2-0で勝利した。バルセロナは開幕2連勝。ユベントスは今大会初黒星を喫した。次節は11月4日に行われ、バルセロナはホームでディナモ・キエフ(ウクライナ)、ユベントスはアウェーでフェレンツバーロシ(ハンガリー)と顔を合わせる。

 サッカー界をけん引する2大スターの対戦はお預けとなった。バルセロナのFWリオネル・メッシが20日の前節フェレンツバーロシ戦(○5-1)に続いてスタメン出場した一方、新型コロナウイルス感染で自己隔離中のC・ロナウドは今回の一戦を前に3度目の陽性が判明。前節ディナモ・キエフ戦(○2-0)から引き続き欠場となった。

 敵地に乗り込んだバルセロナは古巣戦のMFミラレム・ピャニッチも含めたパスワークで攻撃のリズムをつかみ、前半14分に均衡を破る。左サイドのMFペドリがバックパスを送り、メッシが左足でダイレクトのロングパス。鋭く曲がりながら右サイドで待つFWウスマン・デンベレの足下にピタリと収まると、フリーの状態からドリブルを開始したデンベレがPA手前右へ。複数のマークを受ける中、切り返しから右足を振り抜くと、相手に当たったシュートがドライブしながらゴール左に突き刺さる。デンベレは前節に続く2試合連続弾となった。

 前半23分にはFWアントワーヌ・グリーズマンのヒールパスを受けたメッシがPA内左から左足でシュートを放つも、ゴール右に外れる。直後の同15分、ユベントスのFWフアン・クアドラードが右サイドからスルーパスを送ると、抜け出したFWアルバロ・モラタがGKやDFともつれながらも右足で押し込むが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、その前に弾んだボールが左手に当たっていたとして得点は認められない。同30分にもクアドラードが右サイドからクロスを供給し、PA内中央のモラタが右足のボレーを決めたものの、わずかにオフサイドポジションだった。

 0-1で折り返したユベントスは後半10分にも相手ゴールを脅かす。左サイドのFWフェデリコ・キエーザからのクロスがMFフレンキー・デ・ヨングに当たってファーに飛び、クアドラードの折り返しからモラタが右足でプッシュ。しかし、VARの介入でモラタの位置が再びオフサイドの判定となった。

 追加点を狙うバルセロナは後半17分に絶好機。PA内中央でルーズボールに反応したメッシが左足でダイレクトシュートを放つが、惜しくも左ポストの外側を通過する。その後もバルセロナはメッシを中心に攻勢を続けた。

 ユベントスは後半40分、ピャニッチへのファウルでイエローカードを受けたDFメリフ・デミラルが2枚目で退場。終盤にバルセロナが数的優位に立つ。すると同45分、メッシのパスを受けた途中出場FWアンス・ファティがPA内右でMFフェデリコ・ベルナルデスキに倒され、PKを獲得する。同アディショナルタイム1分、キッカーのメッシがGKの逆を突いてゴール左に決め、2試合連続得点を記録。バルセロナがそのまま2-0で逃げ切り、2連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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