全北現代に所属する東京五輪世代のMF邦本宣裕(23)がKリーグ年間ベストイレブンにノミネートされた。27日、Kリーグ公式サイトが伝えている。

　今季、全北現代に加入した元福岡の邦本は、公式戦28試合出場3ゴール1アシストを記録し、第9節ではMVPに輝くなど活躍を続けている。クラブもKリーグ・プレーオフで首位に立っており、最終節を残して4連覇に王手をかけたところだ。

　邦本は浦和ユース出身で、2013年には2種登録選手として16歳でトップチームデビュー。その後ユースを退団し、15年からアビスパ福岡に加入するも、クラブの秩序風紀を著しく乱したとして、双方合意の下で契約解除となっていた。18年1月からは韓国にわたり、今季から全北現代に加入。ACLグループリーグ初戦では横浜F・マリノスと対戦し、邦本もフル出場を果たした。