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「10年前はレワンドフスキよりも優れていたが…」ポーランドメディアが無所属の香川真司を憂慮

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ドルトムント時代の香川真司とレワンドフスキ

 サラゴサとの契約を解消して現在無所属の香川真司について、ポーランドメディアが特集記事を組んでいる。

 ポーランド『SPORT』は「(ロベルト)レワンドフスキにも香川の才能を分けてほしい! それから時間が経過し、今では香川は厳しい状況に置かれている」という見出しで、日本人MFの現状にスポットを当てた。

「2010年当時、ロマン・コルトン(ポーランドの著名コメンテーター)はドルトムントの香川について『香川こそダイヤモンドだ。彼の才能はとてつもない。レワンドフスキにもその才能を分けてほしい!』と言及。日本人MFがレワンドフスキより優れていると絶賛していた」

「それが今ではどうだろう?32歳のレワンドフスキが、世界最高のFWになるとは思っていなかった。一方で31歳の香川は、所属クラブがない状態に陥っている。どちらも、誰も予想できなかっただろう」

 記事では日本人フットボーラーについても注目し「中田英寿がセリエAで200試合近くプレーするなど、彼がヨーロッパにおける日本人選手のパイオニアとなった。それから今では19歳久保建英、21歳の冨安健洋、リバプールに所属する25歳の南野拓実などが注目を集めている。ただ、その中でも輝かしいキャリアを送るはずだと思われていたのは香川だった」と説明。

「2010年夏、ドルトムントはセレッソ大阪から約35万ユーロ(約4000万円)ほどの額で日本の若者を呼び寄せた。これが同チームにおいてとてつもない強化となったのはご存知のとおり。卓越したテクニック、優れたゲームビジョン、そしてコンビネーションのセンスと、21歳の日本人はドイツで旋風を巻き起こした。2列目でマリオ・ゲッツェとの小柄なキラーデュオを形成した。翌シーズン、彼は13ゴール12アシストをマークしている(そのうちのいくつかのアシストはレワンドフスキのゴールとなった)」

 その後、マンチェスター・ユナイテッドに2シーズン在籍した後、ドルトムントに復帰。トルコリーグへのレンタルを経て、昨季はスペイン2部のサラゴサへ加わった経歴を振り返りつつ、今季無所属の状態となっている香川について、憂慮しながら伝えている。

「31歳の香川が無所属になって1カ月が経過した。かつてデュオを組んだ似たようなプレースタイルのゲッツェは、無所属の期間を経てエールディヴィジ(PSV)で新たなスターとなっている。日本人MFもオランダで新天地を見つけるべきだろうか?」

 かつてブンデスリーガ2連覇を果たしたドルトムントにはレワンドフスキ、ルカシュ・ピシュチェク、“クバ”ことヤクブ・ブワシュチコフスキなど、ポーランド代表選手が多く在籍していた。それだけにポーランドメディアは当時の香川の躍進ぶりを記憶している模様。そして10年が経過した現状のギャップに驚きを隠せないようだ。次のように記事を締めくくった。

「かつてルーカス・バリオスの控えFWに過ぎなかったレワンドフスキは、今ではリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドと競うほどのFWと言われるようになった。かつて香川真司が最高のキャリアを送るものと思われていたが、今では無所属。そんなこと、10年前に誰が想像できただろうか?」

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