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クラブ公式「我が軍は徹底していた」…“保持率20%台で勝つ”昇格組カディス、レアル撃破を含むアウェー4戦全勝で「まさかの順位に」!

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快進撃を見せている昇格組カディス

[10.30 ラ・リーガ第8節 エイバル0-2カディス]

 昇格組カディスの快進撃が止まらない。30日のラ・リーガ第8節でMF乾貴士とFW武藤嘉紀の所属するエイバルの本拠地に乗り込んだチームは2-0の勝利を収め、開幕からアウェー4連勝を達成。リーグ戦5試合無敗(3勝2分)とし、首位ソシエダと同じ勝ち点14の暫定2位に浮上した。

 好調を維持するカディスはエイバルにボールを支配される中、前半36分に先制。左サイドのDFアルフォンソ・エスピノがクロスを送り、ファーのFWアルバロ・ネグレドが頭でゴール左に叩き込んだ。

 前半39分には自陣中央までプレスバックしたFWアントニー・ロサノがボールを奪い、前方につなぐ。受けたネグレドが2タッチ目で素早くスルーパスを送ると、右サイドから抜け出したMFサルビがPA内右に進入。GKとの1対1から右足で股を抜くシュートを決め、リードを2点に広げた。

 カディスは後半のエイバルの反撃をしのぎ、2-0で逃げ切りに成功。見事にアウェー4連勝を飾った。驚くべきはその試合内容だ。大金星を挙げた17日の第6節レアル・マドリー戦(○1-0)を含め、その4試合のボールポゼッションは全て20%台ながら、計6得点0失点。堅い守備で相手にゴールを許さず、隙を突いた攻撃から効率よく得点を重ねている。

 クラブの日本語版公式ツイッター(@Cadiz_CFJP)はエイバル戦後、「みなさん本日も土曜の早朝から、お休みの人もお仕事の人も #エイバル 戦ありがとうございました!」と感謝。「相変わらず我が軍は徹底してましたね。笑」と試合を振り返り、「そしてまさかの順位に」と暫定2位浮上に驚きを示した。

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