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マンUのプレミア制覇は15年や20年先に? ギグス「クロップやペップが居座れば…」

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クラブレジェンドのライアン・ギグス

 元マンチェスター・ユナイテッドライアン・ギグス氏は、古巣が再びプレミアリーグのトロフィーを掲げるまで20年を要する可能性があると語った。

 1992年に創設されたプレミアリーグにおいて、歴代最多となる13度の優勝を誇るユナイテッド。同リーグで最も輝かしい歴史を持つクラブだが、名将アレックス・ファーガソン氏が退任した2013年を最後にリーグトロフィーには手が届いていない。さらにその間、デイビッド・モイーズ氏、ルイ・ファン・ハール氏、ジョゼ・モウリーニョ氏が解任されるなど迷走してきた。

 昨季にはリバプールが30年ぶりとなる1部優勝を飾り、2シーズン前まで連覇を成し遂げたマンチェスター・シティとともに現在2強時代を築こうとしている。これを受け、母国ウェールズ代表の指揮官を務めるギグス氏は、ポッドキャスト『The Greatest Game』で元リバプールのジェイミー・キャラガー氏に対し、古巣の優勝を目にするまではまだまだ時間が掛かる可能性があると漏らした。

「トロフィーを見るまで15年や20年はかかる可能性がある。特に(ユルゲン)クロップと(ペップ)グアルディオラが今後も居座れば…。リバプールは財源と選手を確保したから、1990年の最後に掲げたトロフィーをすぐにもう一度手にできるとの考えを持っていたのが見て取れた。クロップでさえも優勝までに4年半、長い時間がかかった」

 また、ギグス氏は古巣ユナイテッドの宿敵であるリバプールとの関係についても語った。

「私が常に感じていた最高の気分は、リバプールに勝利してアンフィールドを後にすることだった。リバプールとの試合はいつだって最もタフだった。イーストランカシャー鉄道に乗った途端、タフな試合、フットボールの技術だけではなく、メンタルの強さが試される試験に向かうという気持ちになっていた」

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