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C・ロナウド復活も様子見か…ピルロ監督「先発に入れるとは思わない」

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今節にC・ロナウド復活となるか

 ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは10月31日の検査で新型コロナウイルスに陰性反応を示し、19日間の自宅隔離が解除された。しかし、今月1日に控えるセリエA第6節・スペツィア戦では先発する状態ではないという。クラブ公式サイトが伝えた。

 無症状ながら感染に苦しむことになったC・ロナウド。10月28日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節・バルセロナ戦にも間に合わず、FWリオネル・メッシとの対戦は次の機会にお預けとなった。しかし先月末にようやく検査で陰性反応となったため、戦線復帰。出場の可能性はあるが、アンドレア・ピルロ監督は先発には考えていないようだ。

 前日会見に臨んだピルロ監督は、昇格組スペツィアとの対戦に気を引き締める。「明日は勝たなければいけない試合だ。スペツィアは昇格組だがいいプレーをしており、クロトーネ戦と同じように難しい試合になる」と同じく昇格組クロトーネに引き分けたことに触れた。

 そのための戦力としてC・ロナウドはメンバー入りを果たしている。「2回のテストで陰性が確認されたので、クリスティアーノ・ロナウドは遠征メンバーに入る。彼の状態は問題なく、今朝は個人練習をした」と現状を明かす指揮官。しかし「先発に入れるとは思わない。だが、明日どうなるか見てみよう」とスタメンには入らないことを示唆した。

 現在ユベントスはリーグ戦2勝3分で6位。ピルロ監督は守備部分での成功を口にしつつ、「攻撃的なサッカーをしたいし、この道を進んでいく必要がある」と語る。どのメンバー構成がより相性がいいのかを考えながら、「まだ課題が多いのは普通のこと」と冷静さも保っている。「プレッシャーには驚いていない。逆にもっと成長するためのモチベーションになる。私は落ち着いているし、今後も自分の仕事を続けていく」と王者ユベントスの指揮官として、今季を戦い抜く意志を見せている。

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