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不屈の大分、横浜FCに0-2から大逆転勝利!! “不敗神話”男「1つでも多く勝って、1つでも上の順位に」

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逆転ゴールを決めた大分MF田中達也

[11.3 J1第26節 横浜FC 2-3 大分 ニッパツ]

 J1第26節が3日に開催され、12位大分トリニータは敵地で14位横浜FCと対戦し、3-2で逆転勝利を飾った。0-2からひっくり返す劇的な展開で5試合ぶりの白星。敗れた横浜FCは3連敗となっている。

 互いに過去2試合で無得点に終わっていたが、試合は最初の45分間で激しく動いた。前半29分、横浜FCの敵陣右寄りのFKから、キッカーのMF手塚康平が左足で巻いたクロス。PA内の密集を抜けたDF田代真一が左足を伸ばすと、前に出たGK高木駿より先に触ったボールがゴールへ転がり込んだ。

 前半32分には右サイドのDF瀬古樹が右足で高精度のクロスを送り、後ろから入ってきたMF齋藤功佑がPA内中央でドンピシャのヘディングシュート。ゴール右へ突き刺し、リードを2点に広げた。

 対する大分は前半44分に1点を返す。左CKからキッカーのMF野村直輝が右足で速いクロスを供給。ニアのMF島川俊郎がゾーンで守る横浜FCの隙間をうまく突き、頭でコースを変えるようにしてネットを揺らした。

 その後はスコアが動かないまま時間が経過していく。それでも後半43分、途中出場のMF町田也真人が縦パスを出し、同じく途中投入のFW知念慶がPA内中央から振り向きざまに右足で低いシュート。GK六反勇治に触られながらもゴール左に決まった。

 大分の攻勢は続く。後半アディショナルタイム3分、左CKの流れから右サイドのDF岩田智輝がボールを拾い、右足でクロス。ファーのMF田中達也がジャンプしながら頭で合わせ、ゴール右に押し込んだ。田中の今季8得点目が決勝弾となり、大分が5試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 大分は今季、田中がゴールを決めた試合は7戦全勝。“不敗神話”男は試合後のフラッシュインタビューで「勝ち切るゴールを今、決められているというのは嬉しく思う」と喜びを語り、今後へ向けて「1つでも多く勝って、1つでも上の順位に行けるように、またみんなで団結して頑張っていきたい」と話した。

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