beacon

興梠が9年連続2ケタ得点に王手…浦和は逃げ切れず、広島は勝ち越せずにドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制点を奪った浦和レッズFW興梠慎三

[11.3 J1リーグ第26節 広島1-1浦和 Eスタ]

 J1リーグは3日、第26節を開催し、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島浦和レッズが対戦。前半3分にFW興梠慎三の得点で浦和が先制するも、後半31分にFWレアンドロ・ペレイラの得点で広島が追い付き、1-1の引き分けに終わった。

 ホームの広島は10月31日の前節・仙台戦(△0-0)から先発8人を入れ替え、この一戦に臨んだ。一方、ここ5戦無敗(3勝2分)の浦和は前節・大分戦(△0-0)から先発1人を入れ替え、DF宇賀神友弥らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 試合開始早々の前半3分に試合を動かしたのは浦和だった。右サイドでボールを受けたMFマルティノスが中央に持ち出して鋭いパスをPA内に送ると、興梠がマークについていたDF野上結貴よりも前に出てボールに触れる。柔らかなトラップでシュート態勢に入ると、右足ボレーで叩いたボールはGK林卓人の股を抜いてネットを揺らした。今季9点目を記録した興梠は、自身が持つJ1記録を更新する9年連続2ケタ得点に王手をかけた。

 1点のビハインドを背負った広島は前半23分、DF佐々木翔がPA外から思い切りよく左足を振り抜く。DF岩波拓也に当たってコースが変わったシュートがゴールを脅かすが、好反応を見せたGK西川周作の右足に阻まれてしまった。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同3分、後方から送られたボールを受けたマルティノスが一気に加速。佐々木の追走を許さずにPA内までボールを運び、左足シュートを放ったものの、ボールはゴール左に外れた。

 後半15分には広島ベンチが動き、FWドウグラス・ヴィエイラを投入。同16分には浦和がMF関根貴大とFW杉本健勇をピッチへと送り込む。すると同31分に広島が試合を振り出しに戻す。浦和のクリアが中途半端になると、D・ヴィエイラがPA内にボールを送る。パスを受けたL・ペレイラが鋭い反転で前を向くと、右足のシュートでゴールネットを揺らし、スコアを1-1とした。

 終盤は広島が押し込む時間帯が続いたものの、浦和が粘り強い対応を見せて勝ち越しゴールを許さず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP