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レアルが苦しみながらもCL初白星!! インテルとの未勝利対決、一時2点差追い付かれるもロドリゴ決勝弾

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[11.3 欧州CLグループB第3節 R・マドリー3-2インテル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は3日、グループリーグ第3節を各地で行い、B組はレアル・マドリー(スペイン)がインテル(イタリア)を3-2で破った。互いにここまで未勝利で迎えた名門対決。2点を先行したホームのR・マドリーは一時追い付かれたものの、FWロドリゴ・ゴエスのゴールで辛くも今大会初勝利を収めた。

 第1〜2節では同組のボルシアMG(ドイツ)、シャフタール(ウクライナ)を相手に勝ち点を落とし、背水の陣で第3節に臨んだ両チーム。序盤はR・マドリーの優位で始まった。

 前半4分、FWエデン・アザールの折り返しにFWマルコ・アセンシオが左足で合わせ、GKサミル・ハンダノビッチを強襲。7分、FWカリム・ベンゼマの落としを受けたMFフェデリコ・バルベルデがわずかにゴール上に外れる惜しいシュートを放つと、22分にもベンゼマのヘディングパスからバルベルデが決定機を迎えた。

 そして前半23分、R・マドリーに待望の先制点が入った。インテルの組み立てに対してDFフェルラン・メンディがプレッシャーをかけると、DFアクラフ・ハキミのバックパスが乱れ、このボールをベンゼマが奪取。飛び出してきたハンダノビッチを冷静にかわし、最後は無人のゴールに落ち着いて流し込んだ。

 R・マドリーはさらに前半33分、アザールが長いドリブル突破でゴールに迫り、左からのコーナーキックを獲得すると、このセットプレーから追加点。MFトニ・クロースの精密なキックをDFセルヒオ・ラモスが頭で合わせ、強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。

 ところがインテルもここから意地を見せた。前半35分、MFマルセロ・ブロゾビッチの縦パスをMFニコロ・バレッラがノールックのヒールパスで華麗にそらし、これにFWラウタロ・マルティネスが反応。ピンポイントで足元に入ったボールを右足で叩き込み、前半のうちに1点を返した。

 後半はややテンポが落ちて一進一退の攻防となったが、23分にインテルが追いついた。中盤からの浮き球パスに反応したL・マルティネスがS・ラモスの裏を取り、ヘディングでワンタッチでつなぐと、DFルーカス・バスケスとの競り合いを制したFWイバン・ペリシッチが落ち着いてトラップ。最後はGKティボー・クルトワのタイミングを外して左足で流し込み、スコアを2-2とした。

 それでも後半35分、最後はR・マドリーが競り勝った。左サイドのスルーパスに途中出場のFWビニシウス・ジュニオールが抜け出すと、ゴール前へのグラウンダークロスに同じく途中出場のロドリゴが反応。冷静なコントロールから右足を振り抜き、値千金の勝ち越しゴールを沈めた。試合はそのままタイムアップ。R・マドリーが今大会初勝利を収め、2分1敗となったインテルが最下位に転落した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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