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未だ勝利なしで最下位のインテル、コンテは逆転突破へ希望捨てず「まだ3試合ある」

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インテルアントニオ・コンテ監督

 インテルアントニオ・コンテ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。

 3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第3節で、レアル・マドリーと対戦したインテル。33分までに2失点を喫するが、35分にラウタロ・マルティネスが1点を返すと、68分のイバン・ペリシッチのゴールで同点に追いつく。しかし80分、ロドリゴに決勝点を許し、2-3で敗れた。

 この結果、インテルは第3節を終えて2分1敗。勝ち点2でグループB最下位に沈んでいる。首位ボルシアMGと3ポイント差とはいえ、難しい状況に追い込まれている。試合後コンテ監督は『Sport Mediaset』に対し、「もちろん、最終的な結果は私と選手たちにとって後味は悪い」とコメント。チームの姿勢には賛辞を送った。

「このような試合は、まだ成長の余地があることを示している。マドリードで今日のような試合をできるチームがどれだけあるか。0-2からなんとか取り返したが、その後リードするチャンスは逃してしまった」

「私の意見では、今日チームは成長したと思う。見せたメンタリティーと熱意は本当に好ましいものだった。このチームは成長しているが、結果は我々のパフォーマンスに応えてくれない」

 なおこの試合の最初の失点は、アクラフ・ハキミのバックパスをカリム・ベンゼマに奪われてから生まれている。しかし、直前にハキミに対するフェルランド・メンディのファウルがあったと指摘されており、話題を呼んでいる。しかしコンテ監督は、自分たちのミスが原因だと語った。

「たとえハキミへのファウルがあったとしても、あのバックパスにはほとんど説明がつかない。2点目も同じようなものだ。改善せねばならない。やるべきことはあるし、現時点ではディテールが我々を犠牲にしている」

 そして今後に向けて、「まだ3試合ある。ということは、9ポイントを手にできる。最も難しいグループであることはわかっていたし、突破のためにすべてを懸ける」と意気込みを示している。

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