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[MOM3270]創成館GK永田健人(2年)_国見完封。精神面から変化の大器は選手権を飛躍の大会に

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創成館高の2年生GK永田健人は国見高相手に完封勝利

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 選手権長崎県予選準決勝 国見高 0-1 創成館高 百花台公園サッカー場]

 本人も「ギリギリです」と振り返った後半15分のビッグセーブ。創成館高は注目の2年生GK永田健人が国見高攻撃陣の前に立ちはだかった。

 対戦した国見は、札幌内定の188cmFW中島大嘉(3年)の高さを活かすためにロングボール中心の組み立て。クロスやロングスローなどのセットプレーも創成館にとって驚異となっていたが、永田は185cmの高さを活かしてハイボールを処理していく。

 そして、自信を持つシュートストップ力がチームを救った。前半から国見はMF日下部優哉(3年)らがミドルシュートにチャレンジしていたが、永田は確実にキャッチ。そして、後半3分に日下部の左足シュートを枠外へはじき出すと、ハイライトは先制した直後の後半15分のプレーだ。

 精度の高いミドルシュートを連発していた日下部がドリブルから右足を振り抜く。永田はコースに飛んだ一撃に指先だけ触れると、ボールはクロスバーをヒット。「分析のところで10番(日下部は)両足蹴れるし、ミドルがあるのは分かっていたので止めれました」という永田を久留貴昭監督も賞賛していた。

「好セーブがありましたよね。アイツはこういう大舞台に強いかもしれないですね」と久留監督。その指揮官は2年生GKのメンタル面の成長が好プレーに繋がっていると分析する。「去年もほとんど出ていなくて、中学ではあまり試合に出ていないと思う。去年の先輩たちの姿を見ながら、今年に入ってから背負うものが分かってきたと思う」と語った。

 永田はG大阪ジュニアユース出身。全国大会のピッチにも立っているが、中学時代は控えで十分な経験を積んできた訳ではない。それが創成館で試合出場を重ねながら成長。先発を任された今年もまだ精神的な甘さが出たりしていたというが、「精神的には変わって落ち着いてできるようになった。練習に対する取り組みとかも変わったので、色々なところで成長できたんじゃないかと思います」(永田)。この日はキックのミスが増えてしまっていたが、それでも切れることなく後方から声を掛け続け、ビッグセーブで勝利に貢献。そして、試合後にはDF陣の頑張りに感謝していた。


「負ける気がしないし、決勝も勝つ気で行くのでそこでしっかり勝って全国に行きたい」という言葉通りに全国大会に出場することができれば、さらに注目度は高まるだろう。「自分は後ろで頼られる、信頼されるGKになりたいです。自分は身長と手足の長さを活かしたシュートストップが得意なのでそこを見て欲しいです」と語る2年生GKが、選手権での活躍を飛躍のきっかけにする。

(取材・文 吉田太郎)
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