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シェフ「誰もが言葉を失った。他の客なら怒って…」レストランを訪れたC・ロナウドの驚きエピソード

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謙虚さを失わないFWクリスティアーノ・ロナウド

 イタリアのトリノにあるレストランのシェフがユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドの謙虚エピソードを紹介した。イギリス『ザ・サン』が伝えている。

 同紙によるとC・ロナウドは2018年12月、クリスマス前のディナーとしてパートナーのジョルジーナ ・ロドリゲスさん、息子のクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアくんとともに、そのレストランを訪れたという。シェフは当時を振り返り、次のように語っている。

「忘れることはできない。映画の中にいるような気分だった。私は家で夜のサービスの準備をしていると、思いもよらない電話がかかってきた。21時30分から3人掛けのテーブルを予約してほしいと、クリスティアーノ・ロナウドから電話があったんだ」

「もちろん私はすぐに『はい』と言ったが、その後にどうやって予約を入れようかと考えた。すでに満席だったが、19時30分の予約が21時30分に間に合うように終わるだろうという事実を頼りにした。念のため、近くのレストランからテーブルを借りて隅に設置した」

「クリスティアーノとジョルジーナ、ロナウド・ジュニアが到着したのは20時だった。そこで私は自分自身に言ったんだ。『どうするんだ?』と」

「客は言葉を失い、誰も話さなくなった。そして何より、誰ももう立ち上がりたくはなかった。彼らはCR7によって捕らえられたんだ」

「それで私はクリスティアーノを臨時テーブルに座らせたが、時間が過ぎても誰も立ち上がらなかった。クリスティアーノは顔色ひとつ変えず、ジョルジーナと息子も彼と同じようだった」

「その時、私はロナウドが世界的なスターで世界最高の選手であるにもかかわらず、何よりもまず第一に、まともな男であることに気づいた」

「このような状況で、彼よりもはるかに有名ではない人々が、傲慢な態度で5分後に去っていくのを見てきた。一方、彼は40分近く待っていたんだ」

 初来店から4日後、C・ロナウドは再びこのレストランを訪れ、それから週に1回は来る常連になったという。時には代理人のホルヘ・メンデス氏と一緒に来店することもあったとシェフは語っている。

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