beacon

なでしこ長身GK山根恵里奈が現役引退を表明「誰かのために働き続けていきたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

山根は貴重な長身GKとして期待され続けてきた

 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは5日、元日本女子代表(なでしこジャパン)のGK山根恵里奈(29)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 山根はJFAアカデミー福島出身で、東京電力女子サッカー部でのプレーを経て、12年に千葉レディースに加入。17年から2シーズンはスペインのベティスに籍を置いた。

 なでしこジャパンとしても国際Aマッチ26試合に出場。身長188cmの貴重な長身GKとして、期待され続けてきた。なでしこリーグは通算103試合に出場。ベティスでは2シーズン、スペイン1部で32試合に出場した。

 クラブを通じ「この決断に対しては、私自身、様々な思いを持ちながら多くの考えを巡らせ、たくさんの過程を経てたどり着きました。決断をした瞬間からもう全く悔いはなく、すっきりと晴れやかな気持ちでいっぱいです」と現在の心境を報告。

 また今後については「経験と私自身がいま持つ想いやスタンスをセカンドキャリアでも最大限に活かし、誰かのために働き続けていきたい」と希望を語り、「また改めて良いご報告ができれば」としながらも、「引退後も引き続き、ジェフで育った一人のサッカー人として、胸を張って過ごしていけるよう努力を続けていきたい」と意気込みを述べた。
●なでしこリーグ2020特集ページ

TOP