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4発ビジャレアルがEL3連勝で首位キープ!! 久保建英はフル出場で大会3アシスト目

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ビジャレアルMF久保建英

[11.5 ELグループI第3節 ビジャレアル4-0マッカビ・テル・アビブ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は5日、グループリーグ第3節を各地で行い、MF久保建英所属のビジャレアル(スペイン)はマッカビ・テル・アビブを4-0で破った。EL3連勝でグループ首位をキープ。久保はELで3試合連続の先発を果たし、1アシストを含む2点に絡む活躍を見せた。

 ビジャレアルの本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカで豪雨が降り続いた影響でピッチが冠水し、キックオフ時間が1時間10分遅れた一戦。クラブスタッフ総出で水たまりを除去する作業を行った結果、無事に試合を開催できる形となった中、選手たちがそうした奮闘に報いた。

 前半4分、ビジャレアルはMFダニエル・パレホの左コーナーキックからニアサイドでFWカルロス・バッカが合わせ、早くも先制点を奪取。その後もやや球足の落ちるピッチでボールを保持し続け、試合の主導権を握った。13分には右サイドからカットインした久保がワンツーから惜しいシュートを放つ場面もあった。

 その後はピッチの影響もあって試合が停滞。両チームとも目立ったチャンスは作れず、ビジャレアルがシュート3本、マッカビ・テル・アビブが1本という内容で前半を終えた。

 それでも後半は再びビジャレアルが攻勢をスタート。6分、ゴール右斜め前でのFKは久保がキッカーを務め、ファーの味方を狙ったボールはパレホの頭上を越えて流れたが、直後に追加点を奪った。

 後半7分、久保は右サイドでボールを持って前を向くと、カットインからファーサイドに浮き球のスルーパスを供給。これに反応したバッカがうまくバウンドを合わせ、倒れ込みながらネットに流し込んだ。バッカはこの日2点目。EL開幕節のシバススポル戦で1ゴール2アシストを記録していた久保は大会3アシスト目となった。

 久保は後半26分にも右サイドを長いドリブルで突破し、相手に身体をぶつけてボールをキープすると、ここを起点に追加点。横パスがニアゾーンを走ったMFアレックス・バエナに入り、バッカとのワンツーでエリア内に侵入したバエナが最後は左足で落ち着いて決めた。

 なおも止まらないビジャレアルは後半36分、FWジェラール・モレノのスルーパスをDFペルビス・エストゥピニャンがダイレクトで折り返し、20歳のFWフェルナンド・ニーニョが滑り込みながら決めて4点目。大差で大会3連勝を果たし、I組の首位をキープした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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