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新潟・是永大輔代表取締役社長が辞任「クラブの速やかな信頼回復のために、自分がここから離れるべき」

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 アルビレックス新潟は6日、6日に行われた臨時取締役会で代表取締役社長の異動を決議したことを発表。是永大輔代表取締役社長が辞任し、取締役常勤顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長の中野幸夫氏が後継の代表取締役社長となる。

 クラブ公式サイトによると、是永氏から6日付けで代表取締役社長を辞任したいとの申し出があり、それを受理したという。その後臨時取締役会で中野氏が後継となることで決議に至った。

 是永氏は17日に代表取締役から取締役に異動。また、12月31日で取締役を退任する予定。中野氏は代表取締役社長就任に伴い、6日をもってアルビレックス新潟後援会副会長を退任するという。

 中野氏は2005年にアルビレックス新潟の代表取締役社長に就任し、08年12月に退任。その後、日本サッカー協会常務理事などを歴任し、17年には再び新潟の代表取締役社長に就任していた。18年12月に退任し、その後は取締役常勤顧問となっていた。

 中野氏はクラブ公式サイトを通じ、「一連の事案につきまして、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫びを申し上げます」と外国人2選手による酒気帯び運転問題について言及。「代表取締役社長へ就任するにあたり、これまでのご声援やご支援に報いるためにも、誠心誠意の対応を信条として、信頼回復に努める所存です」と意気込みを語っている。

 また、是永氏は「今回の一連の騒動によりご迷惑をおかけしたすべてのみなさま、大変申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます」と語り、一連の騒動について謝罪を伝えている。

「2018年9月の専務就任、2019年1月の社長就任以来、クラブの価値を高めるために情熱を持って精一杯取り組んで参りましたが、今回の件では判断と対応を大きく間違えました。結果、クラブの価値を毀損してしまう事態となりました」

「みなさまが、そして自分自身が心から愛するアルビレックス新潟の名誉を傷つけてしまったこと、毎日、自責の念に駆られています。選手やスタッフ、社員のみなさんには何も瑕疵はございません。本当に申し訳ありません。また、アルビレックスファミリーだけではなく、すべてのJリーグファン、サッカーファンのみなさまにも大きなご迷惑をおかけしました。恥ずかしく、情けなく、猛省しています」

「記者会見でも述べさせていただいたように、今回の件は決して隠蔽を意図したものではありません。しかし、結果として誤解を招く状況に陥らせてしまったことも理解しています。何より、懲罰というJリーグの処分を重く受け止めています。大きな責任を感じています。世の中をこれほどお騒がせしてしまっていること、そしていま最も必要であるクラブの速やかな信頼回復のためには、自分がここから離れるべきだと考えました」

「サポーターのみなさまには思い切り応援していただきたいため、またチームにはこれからの戦いに集中してもらいたいため、そしてクラブが予算編成とチーム編成など来季の準備を進めるためにも、このタイミングで辞任することとさせていただきました」

「今後はいちサポーターとしてアルビレックス新潟の未来に貢献させていただきたく思っています」

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