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「Jリーグの信用を大きく損なった」新潟に罰金300万円とけん責処分

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Jリーグは6日、村井満チェアマンが裁定委員会に諮問し、アルビレックス新潟への懲罰を決定したことを発表した。

 新潟は9月17日未明、FWファビオが新潟市内で酒気帯び運転の疑いで取り締まりを受けた。その直前まで同乗していたFWペドロ・マンジーとともに現認・検挙されたことをクラブは知っていたが、10月14日までJリーグに報告せず、6試合に出場させていた。

 これを受けて、Jリーグは新潟に罰金300万円とけん責処分を決定。「各国ごとに法規制の実情が異なることなどから外国人選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育などの措置を講じていなかった」と指摘した。

 また、同選手の酒気帯び運転による検挙を9月17日に知った後も情報を代表取締役社長、ゼネラルマネージャー及び監督の3者の共有にとどめ、6試合に出場させたことを問題視。「Jリーグに直ちに報告せず、同年10月12日、外部から通報を受けたJリーグからの確認を受けて初めて同月14日にJリーグに報告するに至った。独自の判断により同選手をリーグ戦6試合に出場させ、Jリーグの信用を大きく損なった」としている。

 新潟は6日、是永大輔代表取締役社長が辞任。取締役常勤顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長の中野幸夫氏が後継の代表取締役社長となることを発表している。

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