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大迫勇也、古巣相手に6戦ぶりのスタメン復帰?“最も厳しい評価を受ける男”にチャンスか

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ブレーメンFW大迫勇也

 ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也は、現地時間6日に行われるブンデスリーガ第7節ケルン戦に6試合ぶりに先発出場するかもしれない。ドイツ『ビルト』や『キッカー』が伝えた。

 9月中旬のDFBポカール1回戦カール・ツァイス・イェーナ戦やリーグ開幕節のヘルタ・ベルリン戦では、スタメン出場を果たすもいずれも前半のみで交代された大迫。以降、メンバー外となった先月の代表ウィーク明けの第4節フライブルク戦を除いてベンチスタートが続いている。

『ビルト』曰く「ブレーメンで(ファンの評価において)最も苦しい立ち位置」の同選手は「闘争心の欠如と全体的に低調なパフォーマンスが多くのファンを怒らせた」とのこと。「どん底は、1-4で敗れたヘルタ戦で彼がハーフタイムに交代され、(観衆が)それに拍手し安堵の様子を示した時」とも記されている。

 しかし、そんな大迫にここに来てスタメンのチャンスが訪れるかもしれない。ニクラス・フュルクルーグやデイヴィ・ゼルケが負傷離脱を強いられ、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加わっているタヒス・チョンの最近のパフォーマンスも低調だったため、ケルン戦での先発入りが十分考えられるという。

 また『ビルト』は今年6月27日の昨シーズン最終節で対戦したケルン戦について指摘。6-1で大勝し、自動降格圏からの脱出を遂げたこの一戦では大迫は2ゴール1アシストと大暴れ。2018年までプレーした古巣との相性の良さも同選手のスタメン起用につながる好材料と見られるようだ。

 同紙はこれに関する、クラブのチーフスカウト兼スカッドプランナーを務めるクレーメンス・フリッツ氏のコメントを紹介。「彼はあの時、素晴らしい試合をした」と振り返る同氏だが、「迷信を信じたり、とあるクラブ相手となるとゴールを決める選手はたくさんいるよ。我々もみんな、彼が次の試合に向けてそういうものからポジティブなフィーリングを得ることができれば、と思っている」と期待を寄せた。

 なお『キッカー』は大迫のこの一戦でのスタメンを予想。フロリアン・コーフェルト監督がFWジョッシュ・サージェント、MFレオナルド・ビッテンコートとともに攻撃陣に配置すると見ているようだ。

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