beacon

1年生GK関根の活躍などで武蔵越生が初の決勝進出!MF須藤&FW小見がともに2発の昌平と決勝で激突!:埼玉

このエントリーをはてなブックマークに追加

武蔵越生高はPK戦を制して初の決勝進出

 第99回全国高校サッカー選手権埼玉県予選は6日、準決勝を行い、昌平高武蔵越生高が決勝へ進出した。

 2連覇を狙う昌平高は、正智深谷高と対戦。前半7分、鹿島内定MF須藤直輝主将が左サイドから蹴り込んだFKがそのままゴール前を抜けて先制点となった。先制後もボールを握り、ドリブルを交えて攻める昌平に対し、正智深谷は引かずにプレッシングをかけ続けて対抗する。その正智深谷は26分、右クロスから放ったシュートのこぼれ球をFW山本滉が押し込んで同点に追いつく。だが、昌平は後半のポジションチェンジでセカンドボールの回収を増やし、左SB小澤亮太の攻撃参加などサイドアタックからチャンス。そして21分、右SB本間温士の右クロスのこぼれ球を須藤が決めて勝ち越すと、その後も新潟内定FW小見洋太が2本のPKを決めて4-1で勝利した。

 15年ぶりにベスト4まで勝ち上がった武蔵越生は、西武台高と対戦。前半から西武台がボールを握って試合を進めるが、武蔵越生はDF石田哲也、DF木村一世、DF松永浩弥の3バックがクロスを跳ね返すなど無失点を続ける。そして後半にメンバーを入れ替えてギアを上げると同時に、運動量を維持した武蔵越生は27分、10番FW渡辺光陽が右足ミドルを決めて先制。対する西武台は35分、左CKをFW岡崎大志郎がダイビングヘッドを決めて同点に追いつく。この後、西武台は立て続けに決定機を作ったが、武蔵越生は1年生GK関根拓郎がビッグセーブを連発するなど勝ち越し点を許さない。1-1のままPK戦へ突入。ここで武蔵越生はGK関根が相手の3人目を止めるなどリードを奪うと、最後は5人目・MF石井悠斗が決めて4-2で初の決勝進出を決めた。

 決勝は11月15日に行われ、昌平が勝てば2年連続4回目、武蔵越生が勝てば初優勝となる。

【新潟】
[準決勝](11月6日)
昌平高 4-1 正智深谷高
武蔵越生高 1-1(PK4-2)西武台高

[決勝](11月15日)
昌平高 - 武蔵越生高
●【特設】高校選手権2020

TOP