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首位徳島が執念で東京Vに競り勝つ!! 2位福岡と暫定3差に

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[11.7 J2第32節 東京V 1-2 徳島 味スタ]

 J2第32節が7日に開催され、首位徳島ヴォルティスは敵地で11位東京ヴェルディに2-1で競り勝った。3連勝を飾り、5戦無敗(4勝1分)。8日に試合を行う2位福岡との差を暫定で3ポイントとしている。

 前節終了時点で2位福岡と勝ち点62で並びながらも、得失点差で上回っていた徳島。2連勝中のチームは前半18分にスコアを動かした。相手がクリアミスしたボールを右サイドのDF藤田征也が拾い、右足でクロス。ニアでFW垣田裕暉が反応すると、2人のDFが引きつけられ、その奥に流れたボールをフリーのFW清武功暉が右足で蹴り込んだ。

 早い時間帯にビハインドを負った東京Vは、その後の徳島の攻撃をしのぎ、前半43分に同点弾を奪う。MF藤田譲瑠チマが自陣でインターセプトし、素早く前線のFW端戸仁へ。藤田は足を止めずにスプリントし、追走する相手を振り切ると、端戸からのリターンパスを受けて右足でシュートを放つ。低い弾道でゴール左に突き刺さり、東京Vは1-1でハーフタイムを迎えた。

 後半も一進一退の攻防が続く中、後半40分に徳島MF西谷和希がPA内左でDF高橋祥平のハンドを誘発し、PKを獲得する。同41分、PKキッカーのMF岩尾憲が右足でゴール左に沈め、2-1と勝ち越しに成功した。

 東京Vは後半アディショナルタイム2分、左サイドのFKからMF佐藤優平がゴール前にボールを蹴り込み、相手に当たってネットが揺れるも、クロスに反応した端戸がオフサイドだったとして得点は認められない。そのまま1-2で終了のホイッスルが鳴り響き、東京Vは3試合ぶりの黒星で6戦勝ちなし(4分2敗)となった。

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