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バルセロナ次期会長候補、メッシへ新契約では減俸要求…負債は952億円以上とも

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次期会長候補がFWリオネル・メッシの将来について言及

 バルセロナの次期会長候補であるトニ・フレイシャ氏がFWリオネル・メッシの将来について言及した。

 今夏『Goal』の独占インタビューで、バルセロナ退団を希望したものの契約解除金7億ユーロの支払いを求められたため、残留を決断したと明かしたメッシ。しかし依然としてその去就には注目が集まっており、マンチェスター・シティなど複数クラブへの移籍は絶えず噂されている。

 現在バルセロナは、7億ポンド(約952億円)以上の負債を抱えていると伝えられており、総額10億ポンド(約1359億円)とも言われる人件費の削減を図っている。コロナ禍で深刻な財政難に陥る中、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長は自身の不信任投票が行われる前に辞任。新会長選は2021年の初めに行われることが決定したが、ピッチ外で混乱が続いている状況だ。

 そんな中、次期会長候補であるフレイシャ氏は『El Curubito』に対し、今季限りとなったメッシとの契約延長を望んではいるものの、現在の給与を支払い続ける余裕はないと語った。

「バルセロナ史上最高の選手、レオとは冷静に、向き合って話すことになるだろう」

「彼には、契約更新をしなければならないすべての選手と同じように、我々はオファーを送ることになる。だがもちろん、今までの条件と同じものは提示できないだろう。それは明白だ。収入が大幅に減少している。彼に提示するオファーは今までと同じではない」

「メッシを無理やり納得させることも、他のもので説得する必要もない。彼の目を見て、それぞれの当事者が何を望んでいるのか、メッシが何を望み、バルセロナが何を望んでいるのか、彼と話し合わなければならない。メッシはまだまだやれると確信はしているよ」

 また、他の会長選候補者たちにも言及。「バルセロナには121年の歴史と経験があり、我々は前進していくだろう。だが、他の候補者たちが約束している契約が、バルセロナの資金で実現するとは思えない。彼らがポケットマネーを投じるとしたら、それは別の話だ」と指摘している。

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