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関東一が2点差ひっくり返して國學院久我山を撃破! 日大豊山は駒澤大高とのPK戦制して初の決勝へ:東京A

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 第99回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選は7日に準決勝を行った。関東一高國學院久我山高を破り、日大豊山高駒澤大高とのPK戦にもつれた戦いを制し、決勝進出を決めている。

 ここまで無失点で勝ち上がってきた関東一だが、國學院久我山がその堅守を打ち破る。前半18分、FW河合優斗(3年)がPA内から相手選手の股を抜くシュートで、ゴールネットを揺らした。さらに同23分にはMF吉田圭佑(3年)が豪快な右足シュートをゴールに突き刺し、國學院久我山が2-0と点差を広げた。

 しかし関東一も反撃を開始。前半40分、FW笠井佳祐(3年)がゴール右隅を狙ったコントロールシュートを決め切り、前半を1-2で折り返すと、後半4分にはDF鹿股翼(3年)がFKからヘディングシュート。値千金の同点弾で、2-2と試合を振り出しに戻す。

 さらに関東一は後半21分、MF類家暁(3年)の果敢な飛び出しで相手GKのPKを誘発。笠井が確実にゴールを決め、3-2と逆転に成功した。試合終盤には、國學院久我山がGKもCKの攻撃に備えて最前線へ。しかし関東一がカウンターを仕掛け、類家がセンターライン付近から超ロングシュート。無人のゴールに流し込み、ダメ押しの4点目を挙げた。関東一が4-2で勝利を収め、3年ぶりの選手権まであと1勝となった。

 第2試合の日大豊山と駒澤大高の対戦は、1-1のまま延長戦でも決着がつかず。日大豊山はPK戦で5人全員が決め切り、5-3で勝利。初の決勝進出を決めている。

【東京A】
[準決勝]
(11月7日)
國學院久我山高 2-4 関東一高
駒澤大高 1-1(PK3-5)日大豊山高

[決勝]
(11月14日)
関東一高 vs 日大豊山高

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