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スペイン代表メンバー外のアセンシオ…大怪我からの完全復活はまだ不可能と西紙主張

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大怪我から復帰したFWマルコ・アセンシオ

 スペイン『マルカ』が、レアル・マドリーに所属するFWマルコ・アセンシオの完全な復調はまだ先になると主張した。

 2019年7月に左膝の前十字靭帯断裂の不運に見舞われたものの、手術やリハビリを経て2020年6月に復帰を果たしたアセンシオ。今季はまだネットを揺らしていないが、これまで公式戦8試合に出場している。

 そして現地時間3日、レアルはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループBでインテルに3-2で競り勝ち、その試合でアセンシオは後半19分までプレー。試合後には、Instagramを通じて自身の状態が負傷前の85%まで戻っている旨をアピールした。

 とはいえ、11月半ばの活動に向けたスペイン代表メンバーにアセンシオは招集されず。スペイン『マルカ』は「このパーセンテージではルイス・エンリケがスペイン代表に招集するのに十分ではない。多くの人が負傷前のフォームにすぐ戻ることを期待しており、今年は重要だが、専門家によればこれは事実上不可能」と伝えた。

 また、フィットネスの専門家の研究によれば、ヒザ前十字靱帯を損傷したアスリートは負傷から12か月から24か月後までパフォーマンスに低下する可能性があるとのこと。そのデータに基づき、NBAでは24歳未満の選手は負傷から1年が経過するまでプレーに戻らないように勧めている。

 さらに、記事は「バスケットボールよりもフットボールにおいて、特にアセンシオのように爆発力があり俊敏なタイプの選手にとって(予防期間を空けないでプレーすることは)より有害だ」とも主張。代表における主要タイトルのユーロは来年夏に開幕が予定されているが、現時点で負傷から約16か月が経っているもののトップコンディションではないアセンシオにとっては、時間との勝負になるかもしれない。

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