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2位福岡が“天敵”の19位松本に完封負け…首位徳島との差は3ポイントに拡大

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[11.8 J2第32節 福岡0-1松本 ベススタ]

 J2第32節が8日に開催された。2位アビスパ福岡はホームで19位松本山雅FCと対決し、0-1で敗戦。2試合ぶりの黒星を喫し、首位徳島との勝ち点差は3に開いた。

 同勝ち点だった首位徳島が前日に勝ったため、暫定3ポイント差で今節を迎えた2位福岡。互いに守備を持ち味とする松本との一戦ということもあり、開始から堅い展開が続く。

 前半17分、福岡のカウンターからFWフアンマ・デルガドがスルーパスを送ると、スピードに乗って受けたMF増山朝陽がPA内右に進入し、思い切りよく右足でシュート。しかし、ゴール右上に外れる。松本もFWセルジーニョを起点にチャンスを作るが、前半はスコアレスで終了となった。

 後半も接戦となる中、均衡を破ったのは松本。後半11分、DF浦田延尚がPA内右からグラウンダーのクロスを入れると、相手にクリアされたボールを中央のMF杉本太郎が拾い、右足でシュートを放つ。強烈な弾道でゴール左に突き刺さり、6試合ぶりとなる今季3得点目を挙げた。

 松本は福岡とのアウェー戦で過去5戦無敗(3勝2分)。今回も相性の良さを発揮し、そのまま1-0で逃げ切った。リーグ戦では今節を含めて5試合負けなし(3勝2分)。敗れた福岡は、8日19時にゲームを行う3位長崎の結果次第で、5ポイントの差を縮められる可能性が出てきた。

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