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「史上最悪の判定」「バカげたVAR」リーズFWの得点取り消しが物議…本人も「サッカーがめちゃくちゃになる」

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FWパトリック・バンフォードが、VARを非難

 リーズFWパトリック・バンフォードが、VARを非難している。

 7日に行われたプレミアリーグ第8節で、クリスタル・パレスと対戦したリーズ。前半12分、22分と失点を喫したが、27分にバンフォードが1点を返す。しかし前半終了間際にオウンゴールで3失点目を喫すると、後半25分には4失点目。敵地で1-4と敗れた。

 だがこの試合では、スコア以上に17分の判定が大きな物議を醸している。敵陣ボックス付近でマテウシュ・クリヒのパスに抜け出したバンフォードがネットを揺らし、同点弾を決めたかに思われた。しかしVARレビューの結果、パスコースを指示したバンフォードの上腕部がオフサイドだったとして、ノーゴールの判定となった。

 この判定には批判が相次いでおり、『BT Sport』に出演していた元ウェールズ代表のロビー・サベージ氏は「私が見てきた中で最悪。フットボール史上最悪だ」とコメント。また、元イングランド代表ゲイリー・リネカー氏もSNSで「不条理。バンフォードのゴールを無効にする、新しいバカげたVARのオフサイドだ。運用方法は胸糞悪い」と厳しい言葉を綴っている。

 そして試合後、ゴールが取り消されたバンフォードが『BBC』に対しコメント。理解ができないと語っている。

「僕はルールを理解できていない。腕で得点はできない。それは意味がないからね。でも、今日の僕に起きたようなことは、これまで何度か見てきた」

「フットボールをめちゃくちゃにしているよ。ゴールは見たいものだろう。こんな判定、馬鹿げているよ。審判でさえよくわかっていなかった。選手も審判も意味がわからないのに……どういうことなんだ?」

 なおリーズのマルセロ・ビエルサ監督は、「私は審判の判定に対して絶対に議論しない」と明言を避けている。

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