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小川佳純監督のFC TIAMO枚方が初の1次R突破!JFL昇格を賭けた地域CL、決勝R進出の4チームが出揃う

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名古屋などで活躍した小川佳純監督率いるFC TIAMO枚方は決勝ラウンドへ

 JFLへの昇格を賭けて戦う全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2020が、11月6日(金)より開幕。8日(日)までの3日間に渡り、1次ラウンドを行った。

 全国9地域のリーグ王者として、北海道十勝スカイアース(北海道)、ブランデュー弘前FC(東北/青森)、栃木シティFC(関東/栃木)、福井ユナイテッドFC(北信越/福井)、FC刈谷(東海/愛知)、FC TIAMO枚方(関西/大阪)、SRC広島(中国/広島)、FC徳島(四国/徳島)、沖縄SV(九州/沖縄)が出場している。

 上記9組の地域王者に加え、例年は10月頃に行われる全国社会人サッカー選手権大会の上位3組が出場するが、今年はコロナ禍により全国社会人サッカー選手権大会は開催されなかったため、輪番制により関東2位のブリオベッカ浦安(千葉)、関西2位のAS.ラランジャ京都(京都)、九州2位のJ.FC MIYAZAKI(宮崎)が出場枠を獲得。全12チームで3会場に分かれ、総当たり戦の1次ラウンドを戦った。

 兵庫県洲本市にあるアスパ五色で行われたグループCでは、3年連続出場の枚方が勝点7でグループ首位となり、1次ラウンドを初めて突破した。1次ラウンドの厳しい3日連戦に備え、関西リーグでの試合からメンバーを固定せずに戦ってきた枚方。この1次ラウンドでも毎日メンバーを替えて試合に臨んだが、「ずっと積み重ねてきたことを選手たちがしっかり発揮してくれた。誰が出ても同じように戦術を実行してくれたことが1次ラウンド突破に繋がった」と振り返った小川佳純監督。決勝ラウンドに向けて、「4組の中で首位にならなければいけない1次ラウンドとは、戦い方も変わってくる。まずは選手たちのコンディションを戻し、しっかり準備して決勝ラウンドに臨み、必ずJFL昇格を成し遂げたい」と落ち着いた口調で意気込みを話した。

 なお、グループAからは栃木C、グループBからは刈谷がグループ首位で決勝ラウンド進出。また、全グループの2位の中、最も戦績の良かったグループAの十勝も決勝ラウンドへの切符を手にした。

 決勝ラウンドは、11月19日(木)、21日(土)、23日(祝)に千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで開催。決勝ラウンドの総当たり戦で上位2組となったチームが、JFL昇格を勝ち取る。

(取材・文 前田カオリ)

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