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イブラは劇的弾で得点ランクトップも…PK失敗に怒り「俺はまたミスをした。もうケシエに譲る」

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FWズラタン・イブラヒモビッチはPK失敗が続く

[11.8 セリエA第7節 ミラン2-2ベローナ]

 ミランFWズラタン・イブラヒモビッチはPKでの失敗が続いている。8日のセリエA第7節・ベローナ戦でも、1-2で迎えた後半20分に大きくゴール上に外してしまった。

 データサイト『opta』によると、今季3度のPK失敗となったイブラヒモビッチは、欧州5大リーグで最もPKをはずした選手となった。試合終了間際には自らのヘディングシュートで劇的同点ゴールを決め、勝ち点1を奪取。今季8点目で得点ランクトップを走る39歳だが、試合後、『スカイスポーツ』のインタビューでは怒りを露わにした。その対象は自分自身だ。

「今日の引き分けに満足はしていない。俺は怒っている」と語るイブラはPK失敗に言及。「またPKを失敗してしまった。次はケシエに任せる。そのほうがいいんだ」と失敗を認め、他選手に譲る意向を見せた。

 39歳は疲労も認める。新型コロナウイルス感染から回復を見せたイブラヒモビッチだが、復帰後もセリエAやヨーロッパリーグと奮闘を続けている。「疲れが溜まると常に100%を発揮することは難しい。休息が必要だったが、幸いなことに来週はインターナショナルマッチウィークがある」と休養を前に安堵も見せた。

 結果的にイブラヒモビッチのゴールで劇的ドローとなったが、自身では満足せず。「ゴール前での鋭さと決断力が足りなかった。試合に入れていなかったように感じる」と課題を挙げ、自らを奮い立たせている。

「俺たちは野望を叶えるためにプレーをしなければいけない。ただ出場することに満足して、プレーすることなどは許されないんだ。少なくとも俺にはできない。それは俺の哲学ではない」

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