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最も評価するのは「得点に絡めるところ」…森保監督、追加招集のMF奥川雅也に期待

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日本代表に追加招集されたザルツブルクMF奥川雅也

 オーストリア合宿をスタートさせる日本代表森保一監督がオンラインで取材に応じ、追加招集したザルツブルクMF奥川雅也への期待を語った。

 1996年4月14日生まれで24歳の奥川は、15年に京都の下部組織からトップチームに昇格すると、5月6日のJ2第12節岐阜戦でデビューを飾り、第17節大分戦で初ゴールを記録。6月にはザルツブルクへの完全移籍が発表された。マッテルスブルクやドイツのホルシュタイン・キールへの期限付き移籍を経て、19-20シーズンからザルツブルクに復帰した。

 昨季途中までは、FW南野拓実(現リバプール)やFWアーリング・ハーランド(現ドルトムント)らが攻撃の核となっていたが、彼らは冬の移籍市場で新天地を求めた。チームが変化していく中で、「レギュラーでプレーできるようになり、プレーの存在感、力強さが増してきている」との印象を森保監督は受けている。

 そして、何よりも評価するのが「得点に絡めるところ」。昨季はリーグ戦23試合9得点6アシストの結果を残すと、今季は公式戦11試合に出場し、3得点2アシストを記録。今月3日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節バイエルン戦では、昨季王者からゴールを奪い、欧州CL初ゴールをしたばかりだ。

「バイエルン戦の得点シーンは彼の特長でもあるプレーが出ている。スペースがない中でボールを受け、スムーズにボールを運んでいく特長を強い相手にも出せている」

 クラブで存在感を高める奥川。好調を維持して参加する、初の日本代表の活動でも自身の持ち味を発揮してアピールを狙っていく。

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