beacon

地元クラブで調整中の無所属バロテッリ、理想の移籍先はボローニャ?練習先指揮官が持論

このエントリーをはてなブックマークに追加

無所属FWバロテッリの理想の移籍先はボローニャか

 元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがトレーニングに参加しているセリエD(イタリア4部)フランチャコルタの指揮官ジャンルカ・ザッタリンが7日、イタリア人有名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏の公式サイトのインタビューに応じ、選手の近況を明かした。

 バロテッリは昨夏、半年間所属したマルセイユを退団すると自身の故郷に拠点を置くブレシアにフリーで加入。4年ぶりのセリエA復帰を果たしてマッシモ・チェッリーノ会長らから大きな歓迎を受けた。しかし、ブレシアでは19試合出場5ゴールと期待された活躍を示せなかったうえ、練習の無断欠席などによりクラブとの溝が深まったため、わずか1年で地元クラブを退団した。

 現在も新天地が決まらず、無所属のバロテッリはブレシア県内のアドロに拠点を置くフランチャコルタのトレーニングに参加している。これまでピッチ内外の振る舞いにより幾度となく批判を受けてきた“悪童”バロテッリだが、フランチャコルタ指揮官ザッタリンは元ブレシアFWの一変した態度を称えた。

「正直、バロテッリに言うことは何もない。チームに非常によく溶け込み、トレーニングにも本当にしっかり取り組んでいる。彼は非常に穏やかに過ごしているし、何か間違ったことをすれば、若手が相手であっても率先して謝るなど全員に対して最大限のリスペクトを払っている」

 バロテッリはフランチャコルタでコンディション調整を続けつつ移籍先を模索するが、ザッタリンは元イタリア代表FWがイタリア国内からのオファーを希望していることを明かしつつ、シニシャ・ミハイロビッチ率いるボローニャが理想的であると持論を展開した。

「これまでにいくつか話があったが、彼は慎重に正しい選択をしようとしているのだと思う。クラブの名前は私に教えてくれなかったが、おそらく国外のクラブだろう。彼はイタリアのチームのオファーを待っているのだと思う。私の持論だが、ボローニャが彼にふさわしいチームだと考える。再起を図ることができる重要なチームであり、彼のことをよく知るミハイロビッチが指揮を執っているからね」

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP